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大河ドラマ「花燃ゆ」 最終回 いざ、鹿鳴館へ 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/12/13 23:18
ついに最終回。こんなものを50回も見た俺、スゲー。こんなシロモノを50回も平気で作り続けたNHKの狂気もスゲー。そして無内容で無価値な最終回にあらためて驚愕。この初志貫徹っぷりには頭が下がります。俺なら恥ずかしくて逃げ出してます。

鹿鳴館にやってきた横取モトピコと美和さま。しかし、招待状を忘れたのかなくしたのか、とにかく招待状がなくてまごつくイケてないモトピコ。こんなどうでもいいエピも、偉大なモトピコを顕彰するためです。

伊藤「あのお方は……」

初代内閣総理大臣になる伊藤博文をして「あのお方」と言わしめるモトピコです。ひたすら低姿勢で、モトピコをageるためにだけ出てきたという感じが哀れを誘います。

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第49回 二人の再婚 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/12/06 22:31
さあ、ついにこのドラマの癌であるモトピコと美和さまが再婚します。孫がいるジジイとババアの気色悪いキャッキャウフフをぶちまけてきます。別にジジイとババアが恋愛するのは勝手ですが、ホント、それは2人だけで勝手にやってください。わざわざ大河ドラマでやることじゃありません。

前回の、2人をくっつけようとするせいと美和さまのシーンから再開。せいは、「自分の気持ちを見つめろ」と美和さまを諭します。だから、気持ちとか関係ないんだけど……。

ちなみに、今回は2人が再婚するので明治16年(1883年)。美和さまは数え41歳(満39~40歳)。モトピコは同55歳(同53~54歳)。

モトピコの子で、久坂家に養子入りして史実では美和が養育し、ドラマでは速攻で小田村家に返品された久米次郎にも4人の子どもが生まれています(2人は夭折)。モトピコも美和さまも、孫がいる立派な「ジジイとババア」です。ジジイとババアが「気持ち?」

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第48回 富岡製糸場の危機 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/11/29 22:31
架空の「学び場」、グンマー初「ではない」女学校開校、26kmも離れた富岡から5時間もかけて前橋に学びに来る健脚女工、カタルシスのない富岡製糸場存続獲得。無意味に挿入される花の写真。「だからどうした」と言いたくなる40分。目を背けたくなるドラマがここにあります。

明治14年(1881年)。架空のありもしない「女の学び場」にて、無価値な会話が展開されます。当然、スルー。

一方県庁でも、県令閣下の偉大なる判断で生糸を気前よく底値で売ってあげたリチャードソンからの再発注に大喜び。おめでてーな、このビジネス音痴どもは。

そこで突然、セミが鳴くシーン挿入。これまで季節感なんて気にしなかったくせに、一体どうした? と思ったら、俺たちの美和さまがアイスクリンをお作りになられているではありませんか。アイスを食うからには夏だね、と。薄っぺらい演出です。

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第47回 姉妹の約束 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/11/22 22:30
「つまらない」→「くだらない」→「気持ち悪い」と、たゆまぬ進化を続ける「花燃ゆ」。美和さまが県令の職務を代行するに至り、もうどうしようもありません。グンマーは楫取ック信者であふれ、モトピコが薄っぺらい演説をするだけで大賛成。もうどうしようもありません。本当に気持ちが悪いドラマです。

まずはアバン。横取モトピコと美和さまの捏造顕彰プロモーション映像からスタート。前回のくだらないエピをもう一度見せられるのは苦痛です。さらに、「県令殿の言葉が胸に響いたと」という、私の胸には全く響かない安っぽい「何か物事がうまく回り始めた」感に溢れる映像が続きます。モトピコの満足そうな笑顔がとにかく不快です。

美和さまは生糸作りを放り出し、突然女性向けの学び場作りを始めます。こっちも、異常に気持ちの悪いポジティブな雰囲気です。

こうして、無価値なアバン終了。

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第46回 未来への絆 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/11/15 22:07
今回も安定のくだらなさ。つまらないという以前に、不自然なこじつけが多くて見るに堪えません。またも、周りがくだらないことに騒ぎ、美和さまとモトピコが薄っぺらい演説をして聞いた人がなぜか感動というパターンの繰り返しです。本当にくだらない。

前橋?では、意識が高い県令殿に不満を持った生糸仲買人が、共同揚返場に放火します。不満が昂じて放火! 何と短絡的で幼稚で愚かで暗愚で愚劣で卑劣で卑小で性根の腐った蛮行でしょう。放火するなんて、人間のクズの中のクズ、どうしようもないゴミ人間です。そうですよね、美和さま。放火なんて、本当に最悪ですよね、美和さま。本当に恥ずかしい行為ですよね、美和さま。

そういえば、不満が昂じて英国公使館に放火したみっともない連中もいましたね。

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第45回 二人の夜 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/11/08 22:00
くだらない。

おっと、今回の内容を全て余すところなく語り尽くしてしまいました。というわけで、以下は蛇足です。

明治10年(1877年)、何にでもすぐに手を出す美和さまは、経済的には全然困っていないのですが下々の生活を知るため糸引きをお楽しみあそばされます。いいご身分です。どうせ、またすぐに放り出すんでしょうけど。

美和さまに蒙を啓いていただいた無知蒙昧のグンマー女トメは、文字を覚えてニコニコです。これで、証文も読むことができます。とはいえ夫が借金をやめたわけでもなく、借金が消えたわけでもなく、消えるのはトメの笑顔だけです。

市内をウロウロしていた美和さまは何と、他人の畑に勝手に手を出します。ちょっと信じられない厚かましさです。

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第44回 運命の糸つなげて 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/11/01 22:02
今回も安定の美和さま無双でしょうもないエピを垂れ流していましたが、沼崎吉五郎のエピを一応回収したことと、寿さんが私の思いを代弁してくれたのが救いでした。

では本編開始。いつ帰ってくるかも分からない美和さまを門前で待ち伏せし、熱くハグして以来、夫婦も同然のような雰囲気を醸し出す横取モトピコと美和さま。もはや病床の寿など眼中にないようです。

そんな横取家に、せいがグンマー名物焼きまんじゅうを持って訪問。まあ、大してうまいもんじゃない(まずくもない)けどな。何このケンミンショーの名物紹介みたいなシーン。必要性が感じられない不自然さが漂っていました。

さらに、神奈川県令閣下の野村靖がわざわざグンマーまでやってきます。相変わらずモトピコ君は必要以上に偉そうに応対します。男爵止まりのモトピコ君へ、君の前にいるのは子爵になり内務大臣や逓信大臣を歴任する人ですよ。

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第43回 萩の乱に誓う 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/10/25 22:43
今回のテーマは、意識高い系の美和さまによる未開の地グンマーの教育改革と、意識高い系の前原による「民のための」萩の乱という、実に意識高い系な人の美化です。リストラ武士の反乱を世直し義挙っぽく盛ってみたり、頑張って同情を引こうとしているところが小賢しいのですが、そこは生暖かく見守ってあげましょう。

明治9年(1876年)のグンマー、どう見ても信楽焼の狸っぽい置物のアップからスタートです。前回はスルーしてしまいまたが、ふと「信楽焼の狸」が気になったので、ちょいとリサーチ。すると、藤原銕造という人が初めて作り、「昭和天皇」の信楽町行幸(1951年)によって全国的にブレイクしたそうです。

ブレイクする以前に信楽焼の狸を導入していたなんて、グンマーもなかなかやるではありませんか。ただ早いというだけではありません。藤原銕造は1876年生まれ。そう、信楽焼の狸を初めて作った藤原銕造が「生まれた年」に、既に信楽焼の狸を持っていたのです。阿久沢商会スゲー!!!

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第42回 世界に賭ける糸 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/10/18 22:19
今回は、寿が渡米する新井に松陰の形見の短刀を渡すという有名な史実エピ回です。横取モトピコは安定の役立たずっぷり。特に気持ち悪い称賛がなかったのはいいのですが、つまらなさも安定。ついでに、前橋市の気持ち悪さもご紹介しましょう。

前回、町中でも馬車を襲撃する追いはぎが跋扈していること、拳銃を持った男(複数)よりも唐傘を持った老婆の方が強いという、恐るべき秘境であることが判明したグンマー県。一体、美和さまたちはどうなってしまうのでしょう!

三田佳子に「ウチの馬車に乗らないからだ」と言われますが、阿久沢の馬車に乗っていたら、「このタヌキ野郎」と罵られながら汚物をぶっかれられるという、なかなか上級者向けなプレイを堪能することになりそうでちょっとイヤです。

三田佳子に安っぽく助けられた美和さまたちは、そのまま県令の屋敷に馬車で向かいます。すると、屋敷には先ほど出会った三田佳子がいるではありませんか。えーと、私は頭が悪くてよく飲み込めないのですが、三田佳子は美和さまたちの馬車を救った後、馬車よりも速く移動して屋敷に先回りしていたってことですか。

さすが、かかあ天下のグンマー。馬車よりも速く駆ける老婆がいるとは恐ろしい。

「おまえのようなババアがいるか」(ケンシロウ談)

その後、奥さん軍団登場とか、なんやかんやありますが特にコメントするような話ではないのでトイレタイム。江守衰えたなぁとか、よそ者を歓迎しない田舎者とか、ステレオタイプな展開だなぁって感じですかね。

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大河ドラマ「花燃ゆ」 第41回 いざ、群馬へ 感想

カテゴリ:花燃ゆ
日付:2015/10/11 21:47
今回は萩の乱フラグを立てつつ、我らが横取モトピコをひたすら持ち上げ、追いはぎが跳梁するグンマーに舞台を移すという、たったそれだけのお話。モトピコと美和さまをひたすら正当化するだけの退屈なひとときを過ごすことが出来ます。

不満士族を扇動するイッセー前原。そんなイッセーが杉家を家庭訪問。それを偉そうな顔で迎える美和さまでした。何となく、ムカっとする表情です。

玉木文之進もノリノリで、萩の乱参加フラグを立てます。しかし、本ドラマの杉家には千代がいないのが気がかりです。文之進、一体誰が介錯してくれるのでしょう。

イッセー前原は、なぜか杉家で入浴することに。何だか意味が分かりませんが、まあどうでもいいことです。そして、さっぱりした状態で美和さまに拝謁。美和さまより、「力では何も動かせん」とのお言葉を賜ります。

美和さまのお言葉で自重する素振りを見せるイッセーですが、結局乱を起こすので、美和さまに拝謁したシーンは丸々意味がなかったということですね。

明治5年(1872年)、富岡製糸場オープン。秘境グンマーを産業振興の拠点にしようと目論む木戸孝允伊藤博文ですが、蛮族が跋扈するグンマーの統治は頭痛のタネ。難治の地グンマーを治められるのはあの人しかいない! 除隊騒動のときに何にもできなかったあの人しかいない!

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