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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第5回 死闘の果て 感想

カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/02/02 21:48
今回は織田中継からスタート。永禄10年(1568年)9月、信長上洛。厳正な治安維持令(一銭切り)で治安を回復します。もちろん、信長ウオッチャーの官兵衛は早速、実に正確に信長の政策&京の情勢をゲット。

続いて、武兵衛とお国の会話で官兵衛の有名なエピを語らせ、黒田のケチもとい倹約ぶりを描写します。不要品を下げ渡すのではなく払い下げることで、不平が起こらぬようにするというヤツです。ここの処理は自然でうまいな、と思う半面、いくら何でもあんなボロを払い下げなくてもよかろうに……。やはり倹約というよりケチに見えてしまいます。

と、武兵衛がナチュラルメイクでむしろ可愛くなった中川翔子とモジモジトークを繰り広げているうちに月日は流れ……

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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第4回 新しき門出 感想

カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/01/26 22:04
前回の堺旅行から2年後の永禄10年(1567年)。やっとおたつの死から立ち直った官兵衛は土木作業員に。

そのころ、越前の一乗谷城では>義秋が上洛の兵を挙げない朝倉にイライラ。吹越満ならやってくれるはず、と思っていたのですが割と普通。テンプレまみれの本ドラマなのに、義昭を面白キャラにするという大河のテンプレは外すのか? 脇息を倒してコケるだけとは残念。

それより、明智光秀の「コレジャナイ」感は異常。とても残念です。

イラ立った義秋は、「私と一緒に上洛しませんか?」スパムメールを一斉送信。これを受信して舞い上がる小寺政職さんですが、職隆も受信していると聞いてガッカリ&疑心暗鬼。そこで、官兵衛を取り込むべく一計を案じます。

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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第3回 命の使い道 感想

カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/01/19 22:32
というわけで、前回の直後からスタート。急を聞きつけ浦上城に駆けつける官兵衛ですが、赤松勢は撤退済み。おたつは官兵衛の腕の中で息を引き取ります。自害したのか赤松兵の手に掛かったのか、ドラマでもノベライズでも直接的な描写がありませんが、ドラマの感じだと赤松兵に刺されたように見えました。官兵衛への想いをあきらめ、「幸せになります」と言って嫁いだ当日にこの有様は不憫でなりません。

なお、浦上清宗小寺(黒田)職隆の娘との婚礼の日に赤松に攻められ討ち死にしており、事件の大枠としては史実通りです。

そのとき、本ドラマの名物、東海からの中継が入ります。何と、竹中半兵衛が稲葉山城をわずかな手勢で乗っ取ったとのこと。まあ、あまりにも有名な話なので委細は省略。それより気になったのはその後のシーン。

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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第2回 忘れえぬ初恋 感想

カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/01/12 21:26
元服からほどなく、小寺政職に近習として使えることになった官兵衛。パパ職隆が割と月並みな処世術をアドバイス。

そして永禄4年(1561年)、御着城に初出仕。櫛橋パパからは懇ろな言葉をかけてもらいますが、同世代の櫛橋ジュニア&田辺庄右衛門はライバル心むき出し。とても分かりやすい構図です。ありがちなパターンとしては、官兵衛が左京進の危機を救うなり勝負に勝ってよき好敵手(とも)になるという安っすいジャンプ的展開が考えられますが、少なくとも第1クール内は官兵衛と左京進が仲良くなることはなさそうです。

永禄5年(1562年)、赤松政秀が小寺領に攻め込む。迎え撃つ小寺勢。沿道に立って初陣の官兵衛を見送るおたつ。ここもまた様式美(独創性がないともいう)。

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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第1回 生き残りの掟 感想

カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/01/05 21:08
いよいよ始まりました、2014年の大河ドラマ。ノベライズで14回までの内容は知っているのですが、この『軍師官兵衛』は王道というか、実にスタンダードな話です。良く言えば「破綻もなく安心して見ることができる」のですが、「意外性がない」とも言えます。第1回がそうであったようにテンプレ的な展開が多く、もう少し冒険がほしかったところ。でも、冒険しすぎたら叩くわけで、我ながら勝手なものですが。脚本が中庸的である分、演出が重要になってくるわけですが、ミュージカルはいかがなものか。

では今回の内容。冒頭は天正10年(1590年)、小田原征伐の場面から。大河のお約束、物語の中盤を先取りして主役を見せておくというシーンです。子役中心の話の前に本役の官兵衛を出すことだけが目的のエピなので、スルーします。

で、子役時代にさかのぼって物語開始。永禄元年(1558年)の播磨・姫路です。若(万吉)と、長じて家臣になる(けど序盤で討死する)武兵衛が登場。子役たちの追いかけっこや、やんちゃな若に振り回される傅役(母里小兵衛)など、第1回のテンプレ的な要素がほほえましい。

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大河ドラマ「八重の桜」 最終回 いつの日も花は咲く 感想

カテゴリ:八重の桜
日付:2013/12/15 22:52
明治27年(1894年)11月、篤志看護婦として広島の予備病院で大活躍の綾瀬はるか。どう見ても咲さんです。本当にありがとうございました。で、咲さんもとい八重さん、衛生兵とも互角以上に渡り合います。

さらに、八重が口にした「戊辰の戦」に絶句する衛生兵。うん、君ら若い衛生兵はそんな昔の戦なんて知らないでしょう。が、君らと同年代にしか見えないそのご婦人は、既に49歳なんですよ。ママみたいなもんですな。

そこでちらっと戦場シーン。ここは予想通り『坂の上の雲』からの流用。ただし、第二軍司令官の大山巌だけは大幅に若返り&美男化。

11月21日は、あの旅順要塞総攻撃の日。といってもロシアが近代要塞化する前のもの。これが1日で落ちちゃったことが、日本軍の判断を誤らせることになります。食料も防寒具も不足する中、厳冬期に北京まで進軍しろという大本営。

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大河ドラマ「八重の桜」 第49回 再び戦を学ばず 感想

カテゴリ:八重の桜
日付:2013/12/08 21:54
今回は覚馬容保の死が語られ、そこそこ目頭が熱くなるのですが、これまでにもう少し泣けるエピをちょいちょい挟んでおいてほしかったところ。また、今回もノベライズよりセリフが大幅にカットされていて、ドラマは情報量が非常に少なくなっていることも残念です。もう少しエピを取捨選択して1シーンのボリュームを増やした方がよかったのでは。これはこれで間延びする原因になってしまいますが。

明治24年(1891年)、同志社女学校の卒業生、三崎絹子と寺田ヒロ子が篤志看護婦に参加。「外地で戦云々」などなど、「軍靴の音が聞こえる」今日この頃です。

ちなみに、この年の5月にあったのがかの大津事件。ロシア皇太子ニコライを大津三造が切りつけた事件です。ニコライ2世の日記によると、彼は全然怒ってませんでしたが。

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2015年 大河ドラマ「花燃ゆ」キャスト(配役)

日付:2013/12/04 23:06
「花燃ゆ」のキャストを徐々にまとめていきます。久坂玄瑞の妻ですから、彼が自害した禁門の変は詳しくやるでしょう。ということは……「八重の桜」でやった話を長州視点で繰り返すだけですね。で、「八重の桜」が会津戦争終了と同時に退屈になったように、「花燃ゆ」も禁門の変終了後は悲惨なことになりそうな悪寒……。

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大河ドラマ「八重の桜」 第48回 グッバイ、また会わん 感想

カテゴリ:八重の桜
日付:2013/12/01 22:24
タイトルは、新島襄の有名な臨終の言葉。ということでどんな回かは容易に想像がつくわけですが、オープニングでキャストに「川上操六」の名を見つけて吹っ飛んでしまいました。まさか『八重の桜』に川上が出てくるとは思いませんでした。『坂の上の雲』ですら、日清戦争直前に一瞬出てきただけだというのに。

しかしまぁ、我らがニイジマジョーとも今夜でお別れですか。グンマー出身なので、子供の頃から上毛カルタのせいおかげで彼の名前だけはよく知っていたのですが、あの頃は何をした人なのかさっぱりでした。「平和の使徒(つかい) 新島襄」ですからね。安中出身だったらまた違ったのかもしれませんが、私は前橋ですからねぇ。

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大河ドラマ「八重の桜」 第47回 残された時間 感想

カテゴリ:八重の桜
日付:2013/11/24 21:59
明治21年(1888年)1月、下野した(というか政府から追い出した)大隈重信を呼び出した伊藤博文さん、彼に外務大臣就任を要請。

大隈「あんたとは政策が違っとるばい」
対する伊藤さんのセリフは切れ味抜群。
伊藤「条約改正の緊急性に比べりゃ、取るにたらんことでしょう」

こうして外相として不平等条約改正に当たることになった大隈さん。今回はこの人がキーマンでした。

(ノベライズによれば)翌月、八重とニイジマジョーが蘇峰から大隈情報をゲット。東京で募金集会開催決定。

夏、八重とニイジマジョー上京。まずは東京帝大で前髪クネ男に支援要請。続けて、大隈の支援による政財界集会。さすが、出席者がすごい。

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