大河ドラマ「軍師官兵衛」 第4回 新しき門出 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日時:2014/01/26 22:04
前回の堺旅行から2年後の永禄10年(1567年)。やっとおたつの死から立ち直った官兵衛は土木作業員に。
そのころ、越前の一乗谷城では>義秋が上洛の兵を挙げない朝倉にイライラ。吹越満ならやってくれるはず、と思っていたのですが割と普通。テンプレまみれの本ドラマなのに、義昭を面白キャラにするという大河のテンプレは外すのか? 脇息を倒してコケるだけとは残念。
それより、明智光秀の「コレジャナイ」感は異常。とても残念です。
イラ立った義秋は、「私と一緒に上洛しませんか?」スパムメールを一斉送信。これを受信して舞い上がる小寺政職さんですが、職隆も受信していると聞いてガッカリ&疑心暗鬼。そこで、官兵衛を取り込むべく一計を案じます。 政職の命でハンティングの下見に出た官兵衛、櫛橋領内で木登りしそうな「はねっ返り」姫と遭遇。大河のヒロインクラスは基本的に男勝りのお転婆ですな。こういう画一化された女性像ってのも、逆に差別的な気がしますが。
で、ちょっと感じの悪い出会いと、お互いの良い面を見て見直すというお約束をこなした後、グッバイ。このとき、決して名乗ったり後日の再会を約してはいけません。それは偶然という必然で起こらねばならないのです。安いドラマでは。
狩りも大成功に終わり、櫛橋氏の居城である志方城でパーティー。そこで何と何と偶然かつ運命的な再会を果たしちゃう官兵衛と光。結局、コレって「角で正面衝突したアイツが転校生でお互いに『あのときの!』」テンプレの変形に過ぎないんですよね。見ていて恥ずかしい。
左京亮の娘との縁談が持ち上がったタイミングで、政職の疑いをかわすため官兵衛に家督を譲ると言い出す職隆。官兵衛びっくり。
ここで唐突に、美濃からの中継に切り替わります。美濃三人衆からのメールに大喜びの藤吉郎は、部屋を飛び出すと信長の下へ。ドラマでは互いの位置関係が不明瞭でしたが、藤吉郎は美濃墨俣城から尾張小牧城まで移動しています。信長の居室?は完全に戦陣なのに濃姫がいることに違和感がありました。
で、あっという間に稲葉山城攻略。勢揃いする織田家中ですが、コレジャナイ光秀がいつの間にか混じってたり、これまたコレジャナイ感ありありの>勝家、信長。織田家は主君も家臣もコレジャナイ。全然ハマってる人がいない。天下布武発表後の盛り上がりも何だか不自然で見てられない。キャスティングと演出が非常にダメダメです。見ていてツライ。
ここで中継終了。映像はスタジオもとい播磨に戻ります。岐阜と織田家の事情に妙に詳しい官兵衛が、信長の政策を政職に解説。官兵衛のあの異常な情報収集力は何なんだ。まぁ、イサオ御師のネットワークを使っているんでしょうが、この時点で織田にだけ注目している理由付けがほしいところです。
櫛橋家では、力が死ぬ死ぬ詐欺で縁談を破談にしようとしますが、光に嘘泣きを見破られて失敗。さらに、この機に乗じて光が縁談をゲット。なかなかやりおる。
で、にくからず思い合っていた2人が祝言。婚礼当日に初めて相手の顔を見るのが当然だった時代ですが、大河ドラマでは必ず先に知り合っているという「不自然」な展開が横行。NHKには、恋愛結婚でなければいけないという歪んだ結婚観でもあるのでしょうか。
永禄11年(1568年)7月。再び岐阜と中継がつながりました。義昭が岐阜に移り、信長と初対面。よかったね。
今回も、特にコレ!といった場面がなかったなぁ。いつになったら面白くなるんだろう……。
・2014年 大河ドラマ「軍師官兵衛」キャスト(配役)
もご利用ください。
そのころ、越前の一乗谷城では>義秋が上洛の兵を挙げない朝倉にイライラ。吹越満ならやってくれるはず、と思っていたのですが割と普通。テンプレまみれの本ドラマなのに、義昭を面白キャラにするという大河のテンプレは外すのか? 脇息を倒してコケるだけとは残念。
それより、明智光秀の「コレジャナイ」感は異常。とても残念です。
イラ立った義秋は、「私と一緒に上洛しませんか?」スパムメールを一斉送信。これを受信して舞い上がる小寺政職さんですが、職隆も受信していると聞いてガッカリ&疑心暗鬼。そこで、官兵衛を取り込むべく一計を案じます。 政職の命でハンティングの下見に出た官兵衛、櫛橋領内で木登りしそうな「はねっ返り」姫と遭遇。大河のヒロインクラスは基本的に男勝りのお転婆ですな。こういう画一化された女性像ってのも、逆に差別的な気がしますが。
で、ちょっと感じの悪い出会いと、お互いの良い面を見て見直すというお約束をこなした後、グッバイ。このとき、決して名乗ったり後日の再会を約してはいけません。それは偶然という必然で起こらねばならないのです。安いドラマでは。
狩りも大成功に終わり、櫛橋氏の居城である志方城でパーティー。そこで何と何と偶然かつ運命的な再会を果たしちゃう官兵衛と光。結局、コレって「角で正面衝突したアイツが転校生でお互いに『あのときの!』」テンプレの変形に過ぎないんですよね。見ていて恥ずかしい。
左京亮の娘との縁談が持ち上がったタイミングで、政職の疑いをかわすため官兵衛に家督を譲ると言い出す職隆。官兵衛びっくり。
ここで唐突に、美濃からの中継に切り替わります。美濃三人衆からのメールに大喜びの藤吉郎は、部屋を飛び出すと信長の下へ。ドラマでは互いの位置関係が不明瞭でしたが、藤吉郎は美濃墨俣城から尾張小牧城まで移動しています。信長の居室?は完全に戦陣なのに濃姫がいることに違和感がありました。
で、あっという間に稲葉山城攻略。勢揃いする織田家中ですが、コレジャナイ光秀がいつの間にか混じってたり、これまたコレジャナイ感ありありの>勝家、信長。織田家は主君も家臣もコレジャナイ。全然ハマってる人がいない。天下布武発表後の盛り上がりも何だか不自然で見てられない。キャスティングと演出が非常にダメダメです。見ていてツライ。
ここで中継終了。映像はスタジオもとい播磨に戻ります。岐阜と織田家の事情に妙に詳しい官兵衛が、信長の政策を政職に解説。官兵衛のあの異常な情報収集力は何なんだ。まぁ、イサオ御師のネットワークを使っているんでしょうが、この時点で織田にだけ注目している理由付けがほしいところです。
櫛橋家では、力が死ぬ死ぬ詐欺で縁談を破談にしようとしますが、光に嘘泣きを見破られて失敗。さらに、この機に乗じて光が縁談をゲット。なかなかやりおる。
で、にくからず思い合っていた2人が祝言。婚礼当日に初めて相手の顔を見るのが当然だった時代ですが、大河ドラマでは必ず先に知り合っているという「不自然」な展開が横行。NHKには、恋愛結婚でなければいけないという歪んだ結婚観でもあるのでしょうか。
永禄11年(1568年)7月。再び岐阜と中継がつながりました。義昭が岐阜に移り、信長と初対面。よかったね。
今回も、特にコレ!といった場面がなかったなぁ。いつになったら面白くなるんだろう……。
・2014年 大河ドラマ「軍師官兵衛」キャスト(配役)
もご利用ください。