大河ドラマ「軍師官兵衛」 第24回 帰ってきた軍師 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/06/15 22:57
宮の上の砦を落としたら深追いせず、敵を本丸に逃げ込ませようぜ。そうすれば三木城の士気は落ちるし、兵が増えて兵糧攻めに効果的。で、長治に開城を迫るぜ! 開城しなければ、皆殺しにしようぜ。荒木一族のようになりたいかと脅すぜ!
とプランを開陳する官兵衛。こうして、三木城に軍師軍使に赴いた、というわけです。
まだまだ毛利の援軍に期待するベンガル賀相ですが、この人は相変わらず学習能力ゼロですな。ブラザー櫛橋も荒木も、毛利の援軍するする詐欺に引っ掛かって滅んだというのに。ノベライズでは、この人もう1回やらかします。
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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第23回 半兵衛の遺言 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/06/08 22:12
前回ラスト、ノベライズには官兵衛が「玉松という子がいる……探せ」と命じるくだりがあるのですが、岡田准一が「不自然」と意見してこのセリフを削除したとのこと。で、玉松については今回、うわごとでつぶやいていたということにされていました。結果的に、元の脚本よりも自然になっていました。岡田准一グッジョブ。
一方、有岡城の南蛮寺にこもっていただしは織田方に捕らえられます。
だし「きっとデウス様がお守りくださいます」
残念ながら、イエスによる伝道時代から、神は守ってくれたことなどありませんが。でなければ「殉教」なんて言葉は生まれないでしょ。まぁ、魂は救われるのかもしれませんが(信者じゃないので知らね)、守ってはくれません。
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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第22回 有岡、最後の日 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/06/01 22:33
官兵衛の無事を確認した善助は、早速その旨を知らせるメールを職隆に送信。で、予想通り今週の光メソメソコーナー。
場面は美濃、菩提山の半兵衛の庵。またまたやってくるおね。長浜城と何度も往復するなんてフットワークがいいなと思ったのですが、調べてみたら長浜城と菩提山は歩いても5時間強(現代の道路前提ですが)。道路事情は悪いでしょうが織田領内の中心地なので治安もいいでしょうし、当時の人にとっては大した旅ではなかったのかもしれません。
が、「死ぬのは戦場と決めております」と、播磨への「最後の」旅支度をしていた半兵衛。ここで、結構いいシーンがカットされていました。
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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第21回 松寿丸の命 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/05/25 22:17
ここでのツッコミポイントは、土牢の官兵衛に仙千代の声が届いたところ。おいおい、有岡城は城下町まで堀や石垣で囲んだ総構えの城だぞ? 土牢と仙千代の間に城下「町」が挟まってるんだぞ? 仙千代、どんだけ大声なんだ。
鉄砲斉射中なのに新生児(なので大して声は大きくない)の鳴き声が響き渡って停戦した、『江』の小谷落攻防戦を思い出してしまいました。あのクソ大河と同レベルとは情けない。
で、焦った仙千代は「手薄な門」というあからさまに罠くさい罠にまんまと引っかかり、討ち死に。敵に退却路を残して攻める囲師必闕や付城を築いて兵糧攻めにひどく感心したり、『軍師官兵衛』世界の住人は兵法初歩の初歩すら知らない素人集団なのか……。
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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第20回 囚われの軍師 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/05/18 21:52
で、話は備後は鞆の将軍御座所から。義昭さんは蹴鞠をエンジョイ中。が、近習(真木島昭光?)のお追従で突然やる気スイッチが入り、スパムメールの送信を再開します。
で、われらが主人公の官兵衛は、村重とトーク。織田の直臣ですらない官兵衛が鉄甲船の存在を知っているのも違和感がありまくり。また、(見たことがない?)鉄甲船が毛利の水軍に勝つと思えるのも不思議。
ノベライズでは、このトーク中に村重の近習が第二次木津川口の戦いの結果を知らせに来て村重が動揺する下りがあるのですが、ドラマではカット。まぁカットは妥当かな。官兵衛が鉄甲船を口にしたら毛利水軍の敗報がもたらされるって、タイムリーすぎて笑ってしまいます。
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2016年 大河ドラマ「真田丸」キャスト(配役)
カテゴリ:キャスト(配役)情報
日付:2014/05/12 15:35
というわけで、「真田太平記」のキャストを参考までに併記していこうと思います。
第1次発表:2015年7月10日
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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第19回 非情の罠 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/05/11 21:47
秀吉・光秀の説得失敗の知らせを受けるは、これまた「らしさ」を獲得してきた江口信長。初期は不安定で騎乗戦闘シーンもダメダメでしたが、ここ最近は悪くありません。館ひろしの信長よりはOKです。
にしても、信長は何を磨いているんだ……。日本刀かと思ったら、両刃のブロードソードっぽいし、まさか清盛の宋剣か?と思いましたが、柄が三鈷杵状になっていたので三鈷剣(不動明王が持ってるやつ)ですね。密教系の仏具を持ち出してきて、(ドラマ的に)何を表現したいのか意図不明な演出でした。
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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第18回 裏切る理由 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/05/04 21:24
ドラマではカットされてましたが、ノベライズでは付城普請の納期短縮策として、「組分けして互いに競わせる」という、見たことがあるような策を三成が提案し、またもや「こういうことは、佐吉の右に出る者はおらぬな」と秀吉が褒める一幕あり。このアイデアって、小学生向けの「まんが豊臣秀吉」的な本の定番ネタだよね……(苦笑)。
で、兵衛'zは宇喜多調略に再チャレンジ。まぁ、官兵衛のことだからまた失敗するんでしょうが。
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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第17回 見捨てられた城 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/04/27 21:45
何とか上月城を助けたい秀吉ですが、信長の命令は非情。
信長「上月は放置プレイにせよ」
ドラマでは万見仙千代の表情が微妙で分かりにくいのですが、ノベライズによると「同情するような視線」とのことで、以前から秀吉には比較的好意的 or 同情的な仙千代。村重に対する態度とは大違いです。仙千代が村重を目の敵にする理由は特になかったはずですが……。
で、京から高倉山に戻ってきた秀吉に、またもわめき散らす官兵衛。
官兵衛「目の前の兵たちを見殺しにしては武士の面目がたちませぬ。何とぞ、ご再考を!」
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大河ドラマ「軍師官兵衛」 第16回 上月城の守り 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/04/20 21:53
別所長治「戦い抜くのみ(キリッ)」
とキメる長治ですが、「必ず行きます(キリッ)」→ドタキャンを繰り返していただけに、ただのバカに見えます。それなら、長治自身が秀吉に従うのをよしとしない態度を見せるとか、官兵衛たちが帰った後で賀相とそれらしい話をするとか、長治の本心を見せておくべきだったのでは。
この事態を受けて、秀吉も軍議を開催。ここで、毛利の兵力を毛利1万+宇喜多1万の2万と読む官兵衛。相変わらず、相手をナメてます。
官兵衛が軍師っぽく毛利の兵力を予想しているころ、吉田郡山城は大幹部のスリーアローズに加えて戦闘員も集結。大幹部小早川隆景の采配に、いちいち叫び声で応える戦闘員。イー!
毛利の兵力は、毛利3.5万+宇喜多1.5万の計5万。官兵衛、大ハズレのロストボール。軍師を名乗るからには、せめてニアピン賞はゲットしていただきたかった。
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