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大河ドラマ「義経」 第9回 義経誕生

カテゴリ:義経
日付:2005/03/06 22:15
義経の奥州下りといえば、腰越状でその苦労がメソメソと語られているが、ドラマではあっさり到着(少なくとも「平泉まで1日」の場所までは)。吉次そのほかがよく動くため、義経自身はまるで苦労した様子もなし。よかったな、タッキー。

義経の苦労話をつらつらと語られてもまったく面白くないが、逆にやろうと思えば活劇的な見せ場も作り放題な部分なのでは。だが、そういったドラマ性はまったくなし。何だ、このノッペリしたストーリー展開は。史料が沈黙している時期であり、史実を気にせず話を作れるというのに、つまらん脚本だな。

こうして、今回は単なる義経郎党集合編になってしまった。複数回にわたってストーキングを続けてきた弁慶も、ようやく仕官を認められる。よかったな、マツケン。だが、その後のでしゃばりっぷりはいかがなものか。

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大河ドラマ「義経」 第8回 決別

カテゴリ:義経
日付:2005/02/27 23:10
清盛の後継者として、と~ても頼もしいところを見せる重盛。惜しむらくは、清盛より先に昇天してしまうことである。ヘタレ宗盛は早くも一門から浮いてるし、大丈夫なのか、平氏(大丈夫じゃないんだけど)。

この時期では仕方がないと思うのだが、清盛、重盛、宗盛以外の平氏一門はいまひとつキャラ立ちしていないのが気にかかる。やはり、知盛などの武人タイプがキャラ立ちするのは以仁王の挙兵以降に持ち越しかな。

遮那王、君はとっとと都から出たまえ。話が進まないったらありゃしない。何週間ウダウダしとるつもりかね。

いっそ、平氏の皆さんに討ち取ってもらうのも面白いかもしれない。きっと宗盛あたりが嬉々としてやってくれることだろう。義経がここで討ち死にしても歴史は大して変わらんだろうし。

大河ドラマ「義経」 第7回 夢の都

カテゴリ:義経
日付:2005/02/20 22:01
今回は、個々のシーンで妙に説得力が欠如していて突っ込みどころ満載。

まずは、いきなり「福原に連れて行ってくれ」とねだり回る遮那王。そんなこと要求するか? 君は自分の立場をわきまえとるのかね。

鞍馬山に戻ると、マツケン弁慶が「遮那王に会わせろ」といって山の僧たちとひと悶着。理由を問われると「それは言えん!」って、そんな態度で取り次いでもらえると思っているのか?

場面は変わって伊豆の頼朝。釣りをしている頼朝&安達盛長に嫌がらせをするフケた政子はほほえましい。だが……

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大河ドラマ「義経」 第6回 我が兄頼朝

カテゴリ:義経
日付:2005/02/13 22:35
遮那王ヘロヘロと浮き上がる異常に不自然なジャンプをしょっぱなから見せ付けられた第6回。タッキーが棒をクルクル回すだけで敵が勝手に倒れてくれる、妙に迫力のない殺陣チャンバラごっこには、目頭が熱くなる。

今回は、是非はともかく、強烈な存在感を発揮した財前直見の北条政子面白かった。恐ろしく頼もしい。すでに頼朝そっちのけで幕府を采配しそうな勢いである。

つーか、ちょっと待て。政子はいま何歳だ?

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大河ドラマ「義経」 第5回 五条の大橋

カテゴリ:義経
日付:2005/02/06 22:23
恐れていたとおり、絶望的なまでに安っちい映像になった五条大橋の場面。

超巨大な月、ムチャクチャに散りまくる……えっと桜? ヒョロロっと飛び上がり、ヘロロっと着地する遮那王。しかも無意味にクルクル回ってるし。見ちゃいられない。何だコレ?

受信料支払い拒否が効いているのか、番組制作費が横領されているのか、とにかく低予算でみっともないものを作ったって感じだな、おい。元会長の退職金をまわせば少しはマシになったのでは?

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大河ドラマ「義経」 第4回 鞍馬の遮那王

カテゴリ:義経
日付:2005/01/30 22:28
45分もかけて、物語がほとんど動かなかった第4回。そして、ファンに怒られそうだが、やはりタッキーはヘタくそだねぇ。

遮那王は鞍馬山を降りてあかねから清盛の病について聞くが、この話が妙に説明チック。あかねの話としてではなく、普通に地の文として平氏の動向を描けばいいものを。

ただ、この場面で金売り吉次とあらためて関係させたのはいいかも。いきなり吉次が義経に奥州下向を勧めたり(義経記)、義経が吉次に奥州へ連れて行ってくれと頼んだり(平治物語)するのは不自然。吉次が義経の奥州下りにかかわるには、それ以前にある程度の結びつきを持っていた方がリアリティがある。

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大河ドラマ「義経」 第3回 源氏の御曹司

カテゴリ:義経
日付:2005/01/23 21:25
全体的に盛り上がりどころのなかった第3回。役者単位の好演・怪演が目立つ形になった。

まずは一条長成役の蛭子さん。見ていてちょっとハラハラするが、ぼんやりしたお人よし公家って感じで意外にいい感じ。ただ、武家と公家のメリハリをつけるためにも、もっと公家言葉っぽくした方がよいのでは。

後白河上皇 vs. 清盛では、平幹二朗が大天狗の片鱗を見せ始める。

そして、ついに出た。鬼一法眼。

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大河ドラマ「義経」 第2回 我が父清盛

カテゴリ:義経
日付:2005/01/16 22:02
平氏一門大挙登場で、早くも人物関係が混乱してきた「義経」第2回。自ら作ったページを見ながらでなければ、誰が誰やらという、情けない有様である。

知盛重衡といった平氏の公達と遊び、清盛を「父」と呼ぶ(第2回では六波羅様と呼んでいたが)牛若には違和感があるが、ドラマとして割り切れば悪くない演出かもしれぬ。ありがちな話ではあるが、幼きころをともに過ごした友たちが、長じた後に戦うことになるとは、悲劇的ではないか。

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大河ドラマ「義経」 第1回 運命の子

カテゴリ:義経
日付:2005/01/09 22:21
一ノ谷の合戦 鵯越の逆落としのシーンから始まった「義経」第1回(配役はこちら)。実は鵯越の坂って大したことなくて、フツーに降りられるなんて話を子どものころに読んだ記憶があるが、詳細はすっかり忘れてしまった。いまの学説はどうなっているのだろうか。

それはともかく、今回は特に突っ込みどころもない無難な作りであった。裏切られて風呂場で殺される源義朝、池禅尼(平忠盛室)に頼朝の助命を嘆願されて閉口する清盛、捕らわれた母のために出頭する常盤(源義朝愛妾)など、ごく一般的なエピソードを連ねただけだし。

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大河ドラマ『義経』を機会に源平ページ作成

カテゴリ:義経
日付:2004/12/02 00:05
来年の大河ドラマが『義経』ということもあり、懸案だった清和源氏、桓武平氏のページを作った。これで、ようやく細川護熙元首相も父(義父)をたどり続ければ天皇に到達するようになった。武田足利島津(これはご愛嬌)も統合できたし、ちょっとすっきり。

それはともかく、宮廷公家系図集覧をベースにしたのだが、どうも怪しい部分が多い。ほかの資料も使って気が付いたところは修正したのだが、まだ妙なところが残っている気がする。これはまぁ、おいおいということで。

そんなことよりも、問題は「清和」源氏問題である。

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