大河ドラマ「義経」 第29回 母の遺言

カテゴリ:義経
日付:2005/07/24 21:46
ヨッシーとゆかいな仲間たちのバカっぷりが炸裂。ああ、イライラする。

史実・ドラマ両方にいえることだが、一ノ谷の論功行賞で鎌倉殿がヨッシーを無視したのは失策だったかもしれない。史実の義経はそれなりに自己顕示欲があったようだし。ドラマのように無欲(ありえねー)だったとしても、郎党に褒美を与える責任がある以上、ヨッシーは功績をアピールせねばならない。ヨッシーに不満を与え、朝廷に乗じる隙を見せたのはまずかった。

案の定、鎌倉殿の微妙な心理に乗じてきた大天狗、魔女、草刈機の妖怪三人衆。

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大河ドラマ「義経」 第28回 頼朝非情なり

カテゴリ:義経
日付:2005/07/17 22:27
今回は、2大おバカ大将の意外にまっとうな一面からスタート。

合コン番長重衡の処遇をめぐって意見が割れる源氏方。約900年ほど時代を先取りした人道主義者ヨッシーが、また大して思慮もなく助命を願うのかと思ったが、三種の神器との引き換えを提案。をを! 妥当な案じゃないか、ヨッシー。

そして屋島。物語上、常にまともな知盛と対立する宿命を負わされた宗盛だが、前回に引き続き今回も一族の総帥としては批判のしようがない決断を下す。が、以前のようないやらしさが薄まっているような気がする。こんなの鶴見宗盛じゃない~。

ここからは、名場面の連続であった。

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大河ドラマ「義経」 第27回 一の谷の奇跡

カテゴリ:義経
日付:2005/07/10 21:58
今回は、いくつかツッコミどころもあるが全体的には楽しめた。さすがに一ノ谷はヨッシー最初の見せ場だけあって、予算をかけているのが伝わってくる。まぁ、一番カネがかかっている部分は第1話と共用だし、第1話で予算を使い切ってしまったという見方もできるのだが。

2月4日は清盛の法要、5、6日は悪日なので合戦は7日から。この読みを宗盛にやらせていたところには感心した。久々にカッコよかったぞ、宗盛。

読みは読みでも、ヨッシーの読みは一味違う。三草山に平家が布陣していることを、はるかかなたから見切ってしまうのである。もう、天才とか名将という次元ではない。

お前はニュータイプか?

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大河ドラマ「義経」 第26回 修羅の道へ

カテゴリ:義経
日付:2005/07/03 21:26
う~む、今回は全体的に「あってもよいが、なくてもよい」ようなエピソードの塊。いま書き留めておかないと、全部忘れてしまいそうだ。

鎌倉から(手古奈と2人とはいえ)京まで無事にたどり着けてしまう強い女、静再登場。小汚い郎党どもの勧めに従い、静と暮らすことにしたヨッシーだが……。

ちょっと待たれよ!

お前ら、静がなぜヨッシーのもとを去って鎌倉から京に戻ったのか忘れたのか? リアリティゼロのあり得ない女2人旅を敢行して視聴者の失笑を買ってまで。

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大河ドラマ「義経」 第25回 義仲最期

カテゴリ:義経
日付:2005/06/26 21:49
覚悟完了してたけどね、期待はしてなかったけどね、やはりね、スルーされるとガッカリだね。

宇治川の先陣争い

それはともかく、今回の主役はまたも義仲。巴との別れのシーンもよかった。「あのまま木曽におれば」というセリフは切ないのう。「どこで道を誤ったのか」という気持ちが伝わってくる演技であった。まぁ、「選択ミス盛り沢山だろ、義仲」とツッコミたくなったのも事実だが。

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大河ドラマ「義経」 第24回 動乱の都

カテゴリ:義経
日付:2005/06/19 23:05
前回に引き続き、小澤義仲がよい。ヨッシーの帰路を襲ったウザい巴を止めたところも(演技は)よかった。だが、義仲とヨッシーの会見は前回の「すまぬ」で終わらせ、次にまみえるのは敵としてであるべきではなかったか。

「すまぬ」が非常に素晴らしかっただけに、今回のエピソードは蛇足感が強かった。単に巴のバカっぷりが強化されただけで、脚本としてはダメダメ。

池大納言頼盛再登場はよいのだが、手古奈の登場シーンは何かの伏線? これまたもの凄く無駄なシーンに見えたのだが。そりゃね、鎌倉でまた手古奈がらみのイベント発生ならいいっすよ。これで手古奈の出番終了だったら失笑ものだぞ。

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大河ドラマ「義経」 第23回 九郎と義仲

カテゴリ:義経
日付:2005/06/12 21:35
近江に陣を張るヨッシーのもとへ、サプライズゲスト うつぼ登場。

……まぁ、うつぼは加藤清正を暗殺するほどの手練だし。そもそも、女1人で奥州と都を往復できるほど治安の良い時代だしな。京から近江くらい、楽勝だろう。俺は京都から滋賀県まで歩いていくのはゴメンだが。

次に驚かされたのは、サンバ弁慶の諜報能力である。平氏を見限り、延暦寺に隠れる後白河法皇。都落ちで混乱しているとはいえ、その時点ではまだ都を掌握していた平氏ですら、その法皇の行方をつかむことはできなかった。それなのに、ヨッシーとともにお忍びで都入りしたサンバは法皇の居所を簡単に調べ上げてしまう。サンバが刀狩りを始めた経緯からして、延暦寺とのコネは切れてるはずだしなぁ。

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大河ドラマ「義経」 第22回 宿命の上洛

カテゴリ:義経
日付:2005/06/06 21:46
今回印象的だったのは、宗盛というキャラであり、鶴見辰吾という役者であった。「宗盛本人もこんなヤツだったに違いない」と思ってしまうほど、いい感じである。連戦連敗のトホホライダー維盛に対し、ここぞとばかりに追い討ちをかける陰湿さ。「おちょこ宗盛」と呼びたくなるような器の小ささ。

それだけではない。思慮の浅い言動で恥じをかくことが多いくせに、嫡流の鎧を小松家から奪うチャンスは見逃さない。やるじゃねぇか。大局は見えないくせに、セコいことには知恵が回る。実にステキだ。

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大河ドラマ「義経」 第21回 いざ出陣

カテゴリ:義経
日付:2005/05/29 21:57
ムリにヨッシーの出番を作ろうとすると、とてもクソなエピソードが出来てしまう好例。

大姫&義高の御前にて、ショボいカニの真似(子どもでももう少しマシな芸をするのでは?)や怪力自慢を疲労披露するヨッシー郎党。先週のエテ公のように跳ね回るヨッシーといい、何だこれ。

まぁいい。何はともあれ、白いギターは君のものだ。>弁慶

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大河ドラマ「義経」 第20回 鎌倉の人質

カテゴリ:義経
日付:2005/05/22 21:22
トラブルメーカー逝家行家の口車にホイホイ乗った義仲&巴と、適当にあしらった頼朝&政子の差が大きく出た第20回。まったく無価値な逝家行家をネタにして譲歩を迫れる頼朝。まったく無価値な逝家行家のために嫡子義高を人質に差し出すハメになった義仲。やはり、大杉漣にかかわるべきじゃないな。

小澤征悦は義仲の苛立ちをうまく表現していたと思う。分かる。分かるぞ義仲。小池栄子が横でギャーギャーわめいていたら、俺も絶対イライラする。ホントに小池栄子はウザかったなぁ、義仲。

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