大河ドラマ「八重の桜」 第19回 慶喜の誤算 感想

カテゴリ:八重の桜
日時:2013/05/12 20:51

慶応3年(1867年)10月4日、大政奉還に大混乱の会津藩邸。

前回容保に決意を伝えた慶喜は、10月14日に大政奉還を奏上し、翌15日に勅許されます。倒幕の名目が失われ落胆する岩倉ですが、西郷大久保は全く意に介さず。まぁ、コイツらは幕府側を激発させるために江戸でもいろいろやらかしますしね。

会津では、山本家が大政奉還ミーティング。会津にも及んできた不穏な空気をうまく表現しています。「関白」や「五摂家」を質問していたどこかのバカ姫と違って、「大政奉還」は当時の人にとってもなじみのない概念ですから、八重が質問しても不自然ではないでしょう。 覚馬の白内障は悪化中。心配した林が覚馬にシェアハウスを提案します。

同じく覚馬の目を心配した金さんもとい大垣屋が、家政婦さんを派遣。覚馬の現地妻、そして後妻となり、さらに八重に追い出されることになる時栄さんです。

ちなみに、時栄が持ち出してきた銃は象山の遺品とのこと。

11月18日、坂本龍馬と中岡慎太郎が死亡。乾退助は今回、彼らの死のナレをするためだけに登場です。

11月23日、薩摩兵3000が上洛、相国寺に入ります。そして12月8日、慶喜や容保も出席する朝議が始まる直前、慶喜が容保を誘って病欠。これが運命の分かれ目となりました。

翌12月9日、薩摩ら倒幕派に御所を押さえられ、会津が閉め出される辞退になります。

御所では新政府初ミーティング開催。容堂ががんばりますが、徳川への処分は覆りません。

まさに、「慶喜の誤算」。

巻き返しを図るため、兵を率いて大坂城に向かう慶喜。さあ、鳥羽・伏見へ。会津の山本家が時代の「痛み」を知る最初の歴史事件の始まりです。

2013年 大河ドラマ「八重の桜」キャスト(配役)
大河ドラマ「八重の桜」 主要人物年齢年表(会津編)
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