「大奥~華の乱~」 第8回 お犬様

カテゴリ:大奥
日時:2005/12/08 23:33

いやー、今回も竹丸君には笑わせていただきました。すばらしいコントドラマになってきたな。

「陰謀に巻き込まれていることを知るよしもなかった」安子。ニュータイプ並の「女の感」はもう働かないの?

それはともかく、光圀名物犬毛皮プレゼント・フォー・綱吉キター!! それを早速かぎつける竹丸。何て優秀なんだ。しかも、オデンの部屋に仕込むなんて、すばらしすぎだ。それよりオデン、「いつの間にこのような姿に」って(笑)。オースケは気づかないで肘乗せてるし。「オースケ、肘! 肘!」って、20数年ぶりにテレビに向かって叫びたくなったぞ。

いやー、笑った笑った。 さて、話の焦点は吉里の出生のヒ・ミ・ツへ。不用意な一言であっさりスケ殿に疑われる、というか見破られる染子(まぁ、スケは最初から疑ってたんだろうが)。あのスケのことだから、華麗にアイラインの野望を暴くのかと思いきや、あっさり返り討ち。大奥総取締の地位を手に入れたときの切れ味はどこへ?

続く歴史イベントの連続により、ドラマスタート時が元禄元年(1688年)であったということ以外不明だった劇中時間経過がようやく判明。

まず、光圀の死亡により1700年まで進んでいたことが分かる。え? もう12年たったの?

「2年後」、桂昌院が従一位に叙位されたことから1702年になったことが分かる。この前年、桂昌院の従一位宣下の勅使が江戸に下向することになり、その勅使饗応役となったのが浅野長矩(内匠頭)であり、その指導役となったのが高家 吉良義央(上野介)。そしてバカ殿長矩がキレて松の廊下で刃傷沙汰を起こして切腹するのが1701年である。あ~あ、忠臣蔵の時代まできちゃったよ。松の廊下イベントは発生しなかったみたいだけど。

しかしねぇ、サウスポーつながりってだけで吉里の父を見破るってムリムリな脚本だな。利き腕って遺伝しないと思うけど。

フム、1702年まできたか。いつの間にか、綱吉&信子が死ぬ1709年も目と鼻の先だな。こりゃやっぱり信子による上様殺しってラストか。

そういえば、永光院(お万の方)ってまだ生きてるはずなんだよね……。というか、桂昌院よりも綱吉よりも長生きするんだし。