大河ドラマ「義経」 第30回 忍び寄る魔の手

カテゴリ:義経
日時:2005/07/31 21:49

今回もまた、ちょこっとだけ登場の萌ちゃん。そのシーンに響き渡る現代語。ああ、うつぼか……。「静様だから認めたんだ!」などと、萌ちゃんの人柄も知らずに批判する不公平ぶりもどうかと思うが、そもそもうつぼごときに認めていただく必要なんてねぇし。自分の意志で押しかけてきたわけでもないのに、郎党には歓迎されないしヨッシーの愛人ですらない身分の卑しい小娘(でも小奇麗なのね)は怒鳴り込んでくるし、かわいそうだな。>萌ちゃん

筋肉マン静とのツーショットシーンもイラネー。というか、なぜうつぼだけ現代語しゃべってるんだ? 「エースをねらえ」のときと同じじゃないか。以前から思っていたのだが、今日こそツッコむぞ。 ド下手女優2人によるしょっぱい寸劇に続き、裏の世界をシメている朱雀の翁の「アジト」シーン。ここでオリキャラどもにナシをつけるヨッシー。ヨッシーの口から垂れ流される青臭いきれいごとに納得してしまうワルたち。え? 信じるの?

何だこりゃ

前半のクソシーンはともかく、やってまいりました。平ミキティの見せ場である。ヨッシーとツーショットになり、怪演を炸裂。おさわりするところは何気に「ウホ」っぽくてコぇー。ミキティタッチはミキティのアイデアだとか。まさか、タッキーに触りたかっただけではなかろうな、ミキティ。ミキティタッチに嫌そうな表情を浮かべているように見えたタッキーだが、NHKサイトのあらすじによると「法皇の言葉に義経の警戒心は解け、親近感すら覚えてしまう」とあるので、あれはどうやら喜んでいたらしい。

嫌そうな表情とは裏腹に、すっかりミキティに気を許してしまったヨッシーは、ついに叙位を受けてしまう。頼朝は当然ムカついていたが、ドラマに限定していえば、中途半端な態度を取った鎌倉側にも非があるだろ。朝廷と鎌倉の板ばさみになれば、取りあえず直接接する側にいい顔をする(せざるを得ない)のは当然。ヨッシーの叙位を利用して朝廷の出方を試すのはよいが、ヨッシーには別途指示を与えておくべきだろう。忠誠心を試す方法はほかにもあるんだし。

ヨッシーの従五位下叙位に関しては、なぜか急にまともなことを言い出す弁慶。前回、ほかのバカ郎党どもと一緒に「なぜだー」とわめいていた人と同一人物とはとても思えない。何だ、この一貫性のなさは。「噂の夫婦トシーとマツ」で、信長の死を知り「わしは天下を取るぞー」と叫んだ翌週、呼ばれてもいない清洲会議に乗り込んで秀吉に「腹を切れー」と迫った利家を思い出してしまった。唐沢利家も精神鑑定が必要なほど言動に一貫性がなかったな……。

ところで、吉次はなぜヨッシーにかかわり続けるのだろう。ヤツの目的は一体何だ? 実に不自然だ。はっ、まさか……

最後の敵?

それじゃぁアマンダラ・カマンダラだよ>俺 orz

次回は逆櫓か……。これからは、なぜか勝ち続ける突撃バカ大将になるんだろうな。漕ぎ手を射殺したりしないんだろうし。