大河ドラマ「軍師官兵衛」 第10回 毛利襲来 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/03/09 22:57
英賀合戦勝利、ヤッター!
↓
木津川口の戦いで織田が敗北、ガビーン!
という展開になってドラマ的にはオイシクなった面もあります。
毛利軍5000にすっかり浮き足立つ小寺陣営。小寺政職さんもビビって大げさにコケる寒い演出。赤っ鼻といい、このドラマにおける政職のキャラ造形は完全に失敗してるな。笑いどころとしても全然面白くないし。政職のキャラしだいでは、官兵衛との関係で厚みのあるドラマが作れただろうに、あーツマンネ。
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第9回 官兵衛試される 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/03/02 22:55
で、妙にクールな半兵衛さんは秀吉の馬印たるひょうたんをポキポキもぎながら官兵衛を次々に論破。話の内容よりも、ひょうたんをどうするのかが気になってしまいました。ひょうたんには毒があるので食べるはずもなく、容器にするくらいしか使い道がないような……。中身を腐らせるときかなり臭うらしいけど、自分で作るのかなぁ。半兵衛、意外に暇なのか。
それはともかく、「それがしが聞きたいのは、播磨の形勢をいっぺんに変える手立てでござる」など、結構無理ゲーな課題を突きつけます。
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第8回 秀吉という男 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/02/23 22:19
内容はというと、天正3年(1575年)7月、信長に会う直前からスタート。織田家諸将の冷ややかな視線など、それなりに緊張感のある演出で、ここは悪くありません。
官兵衛がおもてを上げると、徐々に見えてくる信長。やはり、信長はここで初登場にした方が良かったと思いました。これまでの信長パートは脚本も演出も稚拙で全く面白くなく、時間の無駄でした。黒田には御師という便利な諜報機関があったのだから、信長や中央政局については御師を通した話にとどめ、まだ見ぬ信長に官兵衛がワクテカするだけで十分でした。
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第7回 決断のとき 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/02/16 21:35
恵瓊と会うことにした官兵衛さん。互いに腹の探り合い。2人とも笑顔なのにピリピリとした緊張感がある名場面……にはなりませんでした。演出が悪いのかな。
「死を3年は秘密にせよ」(『甲陽軍鑑』)という信玄さんですが、死んで1年も立たないタイミングで官兵衛も恵瓊もみんな知ってるのはギャグですか?
そして恒例の信長中継。天正元年(1573年)9月、浅井・朝倉戦終了。論功行賞として北近江をもらう藤吉郎。さらに木下から羽柴へのリネームが認められ筑前守の受領名までゲット。
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第6回 信長の賭け 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/02/09 22:06
そして場面は元亀3年(1572年)の姫路へ。松寿丸も5歳になり、ウナギを持ってきた休夢を驚かせます。つまり、視聴者に対して「前回からこれだけの時間が経過したんだよ」ってことですな。
しかしまぁ、ウナギとは分かりやすい。で、そのウナギを食べる官兵衛を見る光のワクテカ顔が笑えます。ノベライズでは、光の視線を「もの言いたげ」と表現していますが、映像ではそれ以上の気合いというか期待がこもっていたような……。
側女を勧めるあたりも当時の作法通りで好ましい。ま、官兵衛は結局側室を持たなかったわけですが。
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第5回 死闘の果て 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/02/02 21:48
続いて、武兵衛とお国の会話で官兵衛の有名なエピを語らせ、黒田のケチもとい倹約ぶりを描写します。不要品を下げ渡すのではなく払い下げることで、不平が起こらぬようにするというヤツです。ここの処理は自然でうまいな、と思う半面、いくら何でもあんなボロを払い下げなくてもよかろうに……。やはり倹約というよりケチに見えてしまいます。
と、武兵衛がナチュラルメイクでむしろ可愛くなった中川翔子とモジモジトークを繰り広げているうちに月日は流れ……
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第4回 新しき門出 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/01/26 22:04
そのころ、越前の一乗谷城では>義秋が上洛の兵を挙げない朝倉にイライラ。吹越満ならやってくれるはず、と思っていたのですが割と普通。テンプレまみれの本ドラマなのに、義昭を面白キャラにするという大河のテンプレは外すのか? 脇息を倒してコケるだけとは残念。
それより、明智光秀の「コレジャナイ」感は異常。とても残念です。
イラ立った義秋は、「私と一緒に上洛しませんか?」スパムメールを一斉送信。これを受信して舞い上がる小寺政職さんですが、職隆も受信していると聞いてガッカリ&疑心暗鬼。そこで、官兵衛を取り込むべく一計を案じます。
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第3回 命の使い道 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/01/19 22:32
なお、浦上清宗は小寺(黒田)職隆の娘との婚礼の日に赤松に攻められ討ち死にしており、事件の大枠としては史実通りです。
そのとき、本ドラマの名物、東海からの中継が入ります。何と、竹中半兵衛が稲葉山城をわずかな手勢で乗っ取ったとのこと。まあ、あまりにも有名な話なので委細は省略。それより気になったのはその後のシーン。
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第2回 忘れえぬ初恋 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/01/12 21:26
そして永禄4年(1561年)、御着城に初出仕。櫛橋パパからは懇ろな言葉をかけてもらいますが、同世代の櫛橋ジュニア&田辺庄右衛門はライバル心むき出し。とても分かりやすい構図です。ありがちなパターンとしては、官兵衛が左京進の危機を救うなり勝負に勝ってよき好敵手(とも)になるという安っすいジャンプ的展開が考えられますが、少なくとも第1クール内は官兵衛と左京進が仲良くなることはなさそうです。
永禄5年(1562年)、赤松政秀が小寺領に攻め込む。迎え撃つ小寺勢。沿道に立って初陣の官兵衛を見送るおたつ。ここもまた様式美(独創性がないともいう)。
» 続きを読む
大河ドラマ「軍師官兵衛」 第1回 生き残りの掟 感想
カテゴリ:軍師官兵衛
日付:2014/01/05 21:08
では今回の内容。冒頭は天正10年(1590年)、小田原征伐の場面から。大河のお約束、物語の中盤を先取りして主役を見せておくというシーンです。子役中心の話の前に本役の官兵衛を出すことだけが目的のエピなので、スルーします。
で、子役時代にさかのぼって物語開始。永禄元年(1558年)の播磨・姫路です。若(万吉)と、長じて家臣になる(けど序盤で討死する)武兵衛が登場。子役たちの追いかけっこや、やんちゃな若に振り回される傅役(母里小兵衛)など、第1回のテンプレ的な要素がほほえましい。
» 続きを読む