大河ドラマ「おんな城主 直虎」 第38回 井伊を共に去りぬ 感想

カテゴリ:おんな城主 直虎
日時:2017/09/24 20:04

今回のタイトルは、「武田が来たりて火を放ち、井伊を共に去らぬ」。有象無象がどうでもいいことをやっているうちに信玄が死んじゃって、その死がバレバレだったというお話です。

ではドラマスタート。井伊谷を制圧したものの、百姓は逃散、兵糧はナッシング。武田信玄はその腹いせに村を焼き払えと命じます。

前回が、武田が来たりて近藤が火を放つ
今回がホントの、武田が来たりて火を放つ

でした。

南渓は、井伊は武田に味方するから安堵してねとお願い。すると、近藤の首と引き替えに所領を安堵するというメールがおとわに下されます。そのメールを近藤に見せるおとわ。井伊と近藤が反目している体を取り、武田が優勢なら井伊が、徳川が優勢なら近藤が立つことにして様子を見ようぜと、小細工を持ちかけます。

しかし近藤が信用せず、破談。

一方、高瀬の挙動を龍雲丸が不審に思ったことから、おとわは高瀬をマーク。そして、高瀬が近藤のために用意した薬を飲もうとし、腕を高瀬がはたき落とすというベタベタな展開。やっぱりこのパターンかー。 こうして間者であることが退屈に露呈。なぜ間者になったのかというと、借金のためという、これまたまことに陳腐な理由。こうして、引っ張りまくった高瀬の間者エピは、全く何の盛り上がりもなく、大した背後関係もなく、ダラダラっと終了。

そんなことをやっているうちに、近藤の葛藤も決断の決め手も何もなく、なぜかおとわのこざかしいプランを受諾。

こうしておとわががんばって策を巡らせたものの、それとは無関係に武田が先を急いだために百姓の帰還が成功。

遠江のほとんどを武田に奪われて徳川ピンチ! というところで、元亀4年(1573年)。
信玄は寿桂尼の幻を見て吐血。まあ、タイミング的にこれで死亡ですね。

で、やはり死亡。3年は信玄の死を秘していたはずなのに、早速傑山から南渓に信玄死亡が伝えられます。人の口に戸は立てられぬとは申しますが、いくら何でもバレるの早すぎでは。

信玄の死を伏せておとわたちを送り出す南渓ですが、おとわは南渓らの同行が気になって仕方がありません。

で、堺に行く行かないをまたも繰り返すおとわと龍雲丸。まあ、どっちでもいいんで、勝手にやってくれるかな。ゲームでもしてるんで、話が進んだら教えてくれ。

で、井伊を共に去らず。天正2年(1574年)、愚かさ故に犬死にした直親の十三回忌開催決定。法事に来た菅田虎松と再開してオシマイ。

2017年 大河ドラマ「おんな城主 直虎」キャスト(配役)
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