大河ドラマ「花燃ゆ」 第18回 龍馬!登場 感想
カテゴリ:花燃ゆ
日時:2015/05/05 23:27
遅ればせながらこの第18回を見て確信しました。「これは凄いドラマになる!」と。
2011年の「江」以下の大河など作れるはずがないと思っていたのに、「花燃ゆ」は江と同等あるいはそれ以下のシロモロになりつつあります。まさか「江」以下の大河の誕生をリアルタイムで目撃することになろうとは、長生きしてみるものです。
もうこんなクソドラマを見るのは時間の無駄なのですが、こんなドラマが作られてしまったことを後世に伝え、戒めとせねばなりません。などとイカれた使命感に燃えているかのようなことを書き殴ってみましたが、単にこの駄文を連ねた感想が割と人気コンテンツだったりするため止めるに止められないというだけだったりします。
安政7年(1860年)2月。百合之助と梅太郎はテロリストのキ○ガ○松陰に連座して登城禁止で障子張りに精を出します。キ○ガ○は井伊直弼の方針に何の変更も促さなかった薄っぺらい政権批判をしただけで自己満足して死んでしまったのでいいのでしょうが、残された家族はいい迷惑です。 ドラマではカットされていましたが、百日際で「この仇、必ずいつか取る」とつぶやく春風ちゃん。仇といっても悪いのはキ○ガ○テロリストですし、逆恨みもいいところ。吉良を逆恨みした赤穂浪士どもと同じメンタリティですね。キモチ悪いですね、コイツら。
場面は一転、江戸の彦根藩邸。唐突に出てきた直弼の正室・昌子。後の展開も含め、脚本の薄っぺらさと勘違いっぷりが笑えます。
3月3日、幕末の大イベント「桜田門外の変」発生。これを一発の銃声と杉家宛てメールだけでスルーするという思い切った演出! 高橋英樹ならどんな桜田門外の変を演じてくれたか。楽しみにしていたのに残念でなりません。まさに、高橋英樹の無駄遣い!
とはいえ、ヒロイン文さまの視点という意味では、まぁこんなもんでしょう。つまり、文が主人公だと歴史ドラマとして全く面白くならない! ということですね。コンセプトが間違っている以上、このドラマがつまらないのは必然と言えましょう。
桜田門外の変は、さらにキモチ悪いエピに展開していきます。井伊の奥方や子どもたちの心配まで始める滝。
ハァ?
まさに「お優しいこと。誰を恨むでもなく、文句ひとつ言うでもなく」。ご立派ご立派。聖人君子っぷりもここまでくるとキモチ悪くて共感できませんが。さすが、自己正当化の権化松陰の両親といったところでしょうか。
さらに、伊之助が越氏塾に行くと聞いて、苦情を言うために小田村家へダッシュ。伊之助にグダグダと苦情を並べ、「いくら藩命でも」などと言い出す始末。
おいおいおいおいおい、藩命なら当然だろ。伊之助にもさ、寿や篤太郎や久米太郎を養う責任があるわけよ。藩命に背いてどうするのよ。国禁も藩命も無視して脱藩までやらかすイタいキ○ガ○幼児の松陰のせいでこのバカ娘は感覚が麻痺しているようですが、人に藩命に背くことを要求するとは何事でしょう。一体、このバカ娘は何様のつもりなのでしょう。
文と伊之助という、このドラマに不要な要素が顔を合わせると、ドラマがどんどん変な方向に進んでいきます。この2人がいなければ、少しは面白くなるでしょうに。ホントにこの2人イラナイ。
桜田門外の変から1年後、長井雅楽が「航海遠略策」を敬親に献上します。
・破約攘夷は武力行使の名分を与えることになる
・朝廷に開国の勅命を出させ、幕府に遂行させることで公武一和を図る
など、まずまず妥当かつ論理的な内容。
これに反論する伊之助。「熱をどうなさる」と、抽象的かつ感情論に傾き、代案のない、つまり内容からっぽの発言には苦笑するしかありません。まぁ、こういう人いますよね。役に立たない「反論のための反論」で会議を無駄に長引かせてみんなをうんざりさせる人。と思っていたら、他の出席者も全員そんな顔をしていて笑えます。伊之助、視聴者だけでなく作中でもイラナイ子扱いじゃないですか。
その日、場を料亭に移して「航海遠略策」の展開ミーティング。そこへ呼ばれもしないのに乱入するポンコツ玄瑞。コイツもまた、代案もなくただ批判するだけ。さらに、松陰の死の責任を長井に転嫁しはじめます。玄瑞や前原イッセーが長井を逆恨みして暗殺しようとした史実を受けての展開でしょうが、ドラマの玄瑞は本当にポンコツ。やることが幼稚なのは師匠譲りといったところでしょうか。そもそもこのドラマでは、松陰が死んだのは彼のやる気スイッチを押して井伊に薄っぺらい批判をさせた伊之助なんですが。
文久2年(1862年)1月14日。文は、杉家への訪問者を問答無用で打ち付けます。いきなり暴行に及ぶなど、もはや異常者です。
というわけで、ポンコツより4歳年上なだけなのに妙に老けた坂本龍馬が登場。つまらない戯言を口走ってドラマをつまらなくするしか能のない小娘に背後を取られるとは情けない。
で、文と龍馬のツーショットトークという、一体誰がこんなシーンを望んだんだ? という疑問しかわかない時間の浪費が展開。長い割に内容は全くないので、ここはトイレタイムとして活用するのが吉。そして、龍馬が玄瑞に会うために長州に来たという史実は、ポンコツの「存分に語り合うた」の一言で終了。
とにかく、文と伊之助が出てくるシーンは無内容で退屈きわまりない。「このドラマ、とにかくつまらない!」という草莽の声に耳をお傾けください!>NHK
2015年 大河ドラマ「花燃ゆ」キャスト(配役)
大河ドラマ「花燃ゆ」 主要人物年齢年表(松下村塾+α)
もご利用ください。
2011年の「江」以下の大河など作れるはずがないと思っていたのに、「花燃ゆ」は江と同等あるいはそれ以下のシロモロになりつつあります。まさか「江」以下の大河の誕生をリアルタイムで目撃することになろうとは、長生きしてみるものです。
もうこんなクソドラマを見るのは時間の無駄なのですが、こんなドラマが作られてしまったことを後世に伝え、戒めとせねばなりません。などとイカれた使命感に燃えているかのようなことを書き殴ってみましたが、単にこの駄文を連ねた感想が割と人気コンテンツだったりするため止めるに止められないというだけだったりします。
安政7年(1860年)2月。百合之助と梅太郎はテロリストのキ○ガ○松陰に連座して登城禁止で障子張りに精を出します。キ○ガ○は井伊直弼の方針に何の変更も促さなかった薄っぺらい政権批判をしただけで自己満足して死んでしまったのでいいのでしょうが、残された家族はいい迷惑です。 ドラマではカットされていましたが、百日際で「この仇、必ずいつか取る」とつぶやく春風ちゃん。仇といっても悪いのはキ○ガ○テロリストですし、逆恨みもいいところ。吉良を逆恨みした赤穂浪士どもと同じメンタリティですね。キモチ悪いですね、コイツら。
場面は一転、江戸の彦根藩邸。唐突に出てきた直弼の正室・昌子。後の展開も含め、脚本の薄っぺらさと勘違いっぷりが笑えます。
3月3日、幕末の大イベント「桜田門外の変」発生。これを一発の銃声と杉家宛てメールだけでスルーするという思い切った演出! 高橋英樹ならどんな桜田門外の変を演じてくれたか。楽しみにしていたのに残念でなりません。まさに、高橋英樹の無駄遣い!
とはいえ、ヒロイン文さまの視点という意味では、まぁこんなもんでしょう。つまり、文が主人公だと歴史ドラマとして全く面白くならない! ということですね。コンセプトが間違っている以上、このドラマがつまらないのは必然と言えましょう。
桜田門外の変は、さらにキモチ悪いエピに展開していきます。井伊の奥方や子どもたちの心配まで始める滝。
ハァ?
まさに「お優しいこと。誰を恨むでもなく、文句ひとつ言うでもなく」。ご立派ご立派。聖人君子っぷりもここまでくるとキモチ悪くて共感できませんが。さすが、自己正当化の権化松陰の両親といったところでしょうか。
さらに、伊之助が越氏塾に行くと聞いて、苦情を言うために小田村家へダッシュ。伊之助にグダグダと苦情を並べ、「いくら藩命でも」などと言い出す始末。
おいおいおいおいおい、藩命なら当然だろ。伊之助にもさ、寿や篤太郎や久米太郎を養う責任があるわけよ。藩命に背いてどうするのよ。国禁も藩命も無視して脱藩までやらかすイタいキ○ガ○幼児の松陰のせいでこのバカ娘は感覚が麻痺しているようですが、人に藩命に背くことを要求するとは何事でしょう。一体、このバカ娘は何様のつもりなのでしょう。
文と伊之助という、このドラマに不要な要素が顔を合わせると、ドラマがどんどん変な方向に進んでいきます。この2人がいなければ、少しは面白くなるでしょうに。ホントにこの2人イラナイ。
桜田門外の変から1年後、長井雅楽が「航海遠略策」を敬親に献上します。
・破約攘夷は武力行使の名分を与えることになる
・朝廷に開国の勅命を出させ、幕府に遂行させることで公武一和を図る
など、まずまず妥当かつ論理的な内容。
これに反論する伊之助。「熱をどうなさる」と、抽象的かつ感情論に傾き、代案のない、つまり内容からっぽの発言には苦笑するしかありません。まぁ、こういう人いますよね。役に立たない「反論のための反論」で会議を無駄に長引かせてみんなをうんざりさせる人。と思っていたら、他の出席者も全員そんな顔をしていて笑えます。伊之助、視聴者だけでなく作中でもイラナイ子扱いじゃないですか。
その日、場を料亭に移して「航海遠略策」の展開ミーティング。そこへ呼ばれもしないのに乱入するポンコツ玄瑞。コイツもまた、代案もなくただ批判するだけ。さらに、松陰の死の責任を長井に転嫁しはじめます。玄瑞や前原イッセーが長井を逆恨みして暗殺しようとした史実を受けての展開でしょうが、ドラマの玄瑞は本当にポンコツ。やることが幼稚なのは師匠譲りといったところでしょうか。そもそもこのドラマでは、松陰が死んだのは彼のやる気スイッチを押して井伊に薄っぺらい批判をさせた伊之助なんですが。
文久2年(1862年)1月14日。文は、杉家への訪問者を問答無用で打ち付けます。いきなり暴行に及ぶなど、もはや異常者です。
というわけで、ポンコツより4歳年上なだけなのに妙に老けた坂本龍馬が登場。つまらない戯言を口走ってドラマをつまらなくするしか能のない小娘に背後を取られるとは情けない。
で、文と龍馬のツーショットトークという、一体誰がこんなシーンを望んだんだ? という疑問しかわかない時間の浪費が展開。長い割に内容は全くないので、ここはトイレタイムとして活用するのが吉。そして、龍馬が玄瑞に会うために長州に来たという史実は、ポンコツの「存分に語り合うた」の一言で終了。
とにかく、文と伊之助が出てくるシーンは無内容で退屈きわまりない。「このドラマ、とにかくつまらない!」という草莽の声に耳をお傾けください!>NHK
2015年 大河ドラマ「花燃ゆ」キャスト(配役)
大河ドラマ「花燃ゆ」 主要人物年齢年表(松下村塾+α)
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