大河ドラマ「八重の桜」 第47回 残された時間 感想

カテゴリ:八重の桜
日時:2013/11/24 21:59

明治21年(1888年)1月、下野した(というか政府から追い出した)大隈重信を呼び出した伊藤博文さん、彼に外務大臣就任を要請。

大隈「あんたとは政策が違っとるばい」
対する伊藤さんのセリフは切れ味抜群。
伊藤「条約改正の緊急性に比べりゃ、取るにたらんことでしょう」

こうして外相として不平等条約改正に当たることになった大隈さん。今回はこの人がキーマンでした。

(ノベライズによれば)翌月、八重とニイジマジョーが蘇峰から大隈情報をゲット。東京で募金集会開催決定。

夏、八重とニイジマジョー上京。まずは東京帝大で前髪クネ男に支援要請。続けて、大隈の支援による政財界集会。さすが、出席者がすごい。 ・外務大臣 伯爵 大隈重信
・伯爵 井上馨
・外務次官子爵 青木周蔵
・第一国立銀行頭取 渋沢栄一
・横浜正金銀行頭取 原六郎
・三菱社社長 岩崎弥之助
・弥之助甥 岩崎久弥
・三井物産社長 益田孝
・大倉組商会社長 大倉喜八郎
・田中銀行頭取 田中平八
大隈の扇動で約3万円の寄付金をゲット。おめでとー。

京都帰還後、往診に来た明石からニイジマジョーの死の宣告を受ける八重。その八重~告知されるニイジマジョー。

ジョー「かわいそうに。驚いたでしょうね。1人でそんな話を聞いて」

と、まず八重を思いやるジョーには泣けます。が、そんなジョーもまた、ただの人間。ついに取り乱します。

ジョー「何一つ、たやすくできたことはない。邪魔され、罵られ……。全ては主の思し召しだと思えば、試練も喜びに変えられた」
このマゾヒスティック(に見える)考えはどうも苦手……。

ジョー「でも、耐えられない! ここまで来て、大学ができるのを見届けられないなんて……こんなところで死ぬなんて。主はなぜ、もう少し、時を与えてくださらないのだ」
普段穏やかで常時賢者タイムなニイジマジョーだけに、これはツライ。セツナイ。

明治22年(1889年)2月11日、大日本帝国憲法発布。憲法発布を祝う市民のシーンは『坂の上の雲』からかな?

そんな年の10月、ニイジマジョーはカントー地方へ出発。次回でグッバイ。

2013年 大河ドラマ「八重の桜」キャスト(配役)
大河ドラマ「八重の桜」 主要人物年齢年表(会津編)
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