大河ドラマ「八重の桜」 第46回 駆け落ち 感想

カテゴリ:八重の桜
日時:2013/11/17 21:55

「駆け落ち」ってのもなかなか青いタイトルですが、ノベライズはというと、「明治の青春」というおっさんにはさらにムズがゆいタイトル。内容は、まったりべったりしていて途中でウトウトしてしまいました。京都編はやっぱりキツいな。まぁ後4回、何とか完走する所存ですが。

明治20年(1887年)1月、みねが平馬を出産。平馬を抱く八重のぎこちなさにみねがアドバイスしてますが、八重はみねが生まれたときに赤子のだっこは経験済みでは? 1862年にみねが生まれたとき、八重は16、7歳なんだから面倒くらいみたでしょうに。

一方、婿を迎えるべき久栄は、徳富健次郎(蘆花)と逢い引き。男の部屋にまで上がり込むなんて、何てふしだらなんざましょ! ちなみに、健次郎は『江』で秀頼を好演してた人ですね。 さらに久栄と(徳富)健次郎が英学校でキャッキャウフフ&男子学生に絡まれていると、血相を変えた市原に呼ばれます。で、

みね死亡。享年24。「産後の肥立ちが悪かった」というのが通説ですね。赤ちゃんを残して死ぬのは無念だったことでしょう。ドラマの演出は大して良くはなかったのですが、子を持つ身としてはつい感情移入して涙が出てきます。「悔しかったろう」という覚馬のセリフの胸に刺さります。

そういえば、久栄も23歳で死んじゃうんですよねぇ。覚馬の娘は短命だなぁ。

6月、(徳富)健次郎と久栄の男女交際が噂に。不純です!

交際を認め、東京に出て結婚するとノリノリの久栄。一方の(徳富)健……蘆花はビビって日和ます。ありがちなパターン。

八重「近頃の若いもんは」

7月、八重とニイジマジョーは北海道旅行。北海道エピはどうでもいいので省略。

ドラマではカットされていましたが、ノベライズではこの旅行中に京都では蘆花と久栄の逢い引きシーンあり。八重の前で日和ったことを言い訳する蘆花と、プンスカしたまま許さない久栄。まぁ、割とどうでもいいシーンですね。

久栄の信頼をロストした蘆花のカウンターは、家財を売却して駆け落ち資金を工面。やることが青い。が、みねの墓参りをしたのが運の尽き、あっさり八重に発見されます。やることが甘い。

蘆花の熱いトークに納得した八重、2人を認めて取りあえず連れて帰る大人の対応。

ノベライズとドラマでは、駆け落ちの収集の仕方が若干異なります。ドラマでは、蘆花が単身上京したことがそもそも意外という展開。対するノベライズでは「健次郎はひとりで上京し、久栄を迎えられる状況になったら、連絡をよこすということになった」とあり、蘆花の上京自体は無問題だったことになっています。

で、東京の蘆花から「久栄宛て」ではなくニイジマジョーと八重宛てにお別れメール。これにて久栄の初恋?は終了。

佐久「はねっ返りを娘に持つと苦労すんだ」

八重「おっか様……んだなし」

八重さん、あんたのことです。

2013年 大河ドラマ「八重の桜」キャスト(配役)
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