大河ドラマ「八重の桜」 第37回 過激な転校生 感想

カテゴリ:八重の桜
日時:2013/09/15 21:51

今回も、割と書くことがなくて困りました。小崎弘道や海老名弾正(喜三郎)らの登場で同志社的、日本キリスト教史的には重要な回ではありますが、私は同志社にもキリスト教にも興味ないですしねぇ。あ、海老名弾正って私の故郷前橋で前橋教会を創立した人か。ちょっと親近感。ドラマでは、「いやなら出てけよゴルァ」なウザキャラでしたが。

明治9年(1876年)1月、新婚初日。プリーズ・コール・ミー・ジョーってことで、「八重さん」「ジョー」で呼び合うことに。これとニイジマジョーのレディーファーストな行動が物議を醸したことは、あまりにも有名ですね。ま、レディーファーストってのは女性を盾にして自分の身を守るために始まった風習なわけですが。 3月28日、廃刀令発布。の什仲間、竹村が激おこプンプン丸。完全に何かやらかす感じで山川家を退去。これが与七郎と幸之進の今生の別れとなります。

同志社英学校は生徒数も当初の8人から30人に急増。が、習熟度の差が大きくデイヴィス困惑。この状態で、熊本洋学校(設立:細川護久)の生徒受け入れ問題発生。覚馬は反対しますが、ポール金森の懇願で熊本バンド受け入れ決定。まぁ、ニイジマジョーらしい展開です。

9月、熊本バンド転入。ここで早速一悶着。さらに、早速猪一郎(徳富蘇峰)に鵺呼ばわりされる八重。まぁ、確かに和服に西洋風のハットとハイヒールってのは現代でも珍妙奇天烈。鵺とはよく言ったものです。

そんな猪一郎ですが、割と簡単に八重と接近。食事の時のちょっとした様子だけで猪一郎の風邪を見抜いた八重(さすが八重さんぱねぇ)、風邪薬を与えます。ノベライズだと、猪一郎が食事をほとんど残しており、顔色も悪かったから気付いたのですが、ドラマだと食べ始めのタイミングだったのでちと不自然でした。

これで新聞記者志望を打ち明ける猪一郎。割と簡単に心を開きましたね、君。蘇峰が八重と和解したのは、ニイジマジョーの臨終の席で蘇峰が過去の非礼を詫びた時点だったはず(ということは、それまでは蘇峰がいろいろと非礼な言動をしていた?)。ドラマだと、猪一郎は今回で八重シンパぽくなってましたが。

ブイブイいわす熊本バンドによってギクシャクする同志社英学校。

生徒、同志社やめるってよ

ということで、ジョーしょんぼり。

熊本バンドの増長はとどまることを知らず、改革要求を突きつける始末。隣人を愛さない、しょーもないクリスチャンどもです。

さて、次回はいよいよ西南戦争。結構盛りだくさんな事件なのですが、1回でかたを付けちゃうみたいですね。浩の熊本城入城も、谷干城や児玉源太郎らの籠城戦あってこそ映えるエピソードだと思うのですが……。

2013年 大河ドラマ「八重の桜」キャスト(配役)
大河ドラマ「八重の桜」 主要人物年齢年表(会津編)
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