大河ドラマ「八重の桜」 第16回 遠ざかる背中 感想

カテゴリ:八重の桜
日時:2013/04/21 20:39

慶応2年(1866年)8月8日、会津で大火事「孫右衛門焼け」(史実)発生。行方不明のみねたちを探す八重。一方、土蔵でみねを発見した尚之助は八重を追い、八重に引かれそうになった大八車を身を挺して救います。

この火事で山本家の絆再認識、めでたしめでたし、と。

都では、「勝負が決するまでは一歩も引かぬ。命を惜しまぬ者は、余と共に出陣せよ!」「やっぱやめた」の慶喜にいきり立つ佐川さん。宗家を「食わせ者」呼ばわりです。

二条城では、俺たちの慶喜さんが春嶽勝海舟と会談。安房守(勝)に和議の使者として長州に行くよう要請します。慶喜が将軍に就任していない点を突く春嶽&勝の下りはこのシーンの見所です。 慶喜の足をすくって諸侯会議の約束を取り付けた春嶽&勝の一本かと思った直後、俺たちの慶喜の逆襲。長州に撤兵を命ずる勅命を朝廷に出させ、春嶽と勝を裏切ります。さすが俺たちの慶喜さん、厚顔だぜ。これにはさすがの春嶽もキレます。

春嶽「ご宗家とはこれ限り!

扇子がバシューンって、音響さんもまたがんばりすぎ。

慶喜さんのターンは続きます。会津本陣では容保にも不実を責められますが、へっちゃらです。さらには将軍就任の意思を容保に語ります。

慶喜「幕府を立て直すまでは、一歩も退かぬ。会津殿、そなたの助けがいる」

慶喜を信じちゃだめー。

覚馬たちは梶原家でミーティング。スナイデル(スナイドル)銃(『八重の桜』に登場しそうな銃まとめ(火縄銃からスペンサー銃まで))も登場。ここでは覚馬の長崎行き、大蔵のロシア行き、平馬の家老就任と二葉の出産(後の海軍軍医大佐 景清)をざくっと描写。

覚馬「一度はこの目で異国を見たかった……」

覚馬……(泣)。

覚馬「赤子は命のにおいがする

ああ、これはいいセリフだなぁ。

11月。御所に参内した容保は孝明天皇とツーショット。

孝明帝「長い間、誠を尽くしてくれて、ありがとう

ああ、相変わらず容保キラーな主上。ブルーインパルスを志した容保もこれで報われます。

そして、遠ざかっていく帝の背中……。

慶応2年12月5日。慶喜に将軍宣下。容保の荷が下りたかと思った矢先の帝崩御。会津の運命が激変しちゃう第一歩です。

2013年 大河ドラマ「八重の桜」キャスト(配役)
大河ドラマ「八重の桜」 主要人物年齢年表(会津編)
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