大河ドラマ「義経」 第18回 清盛死す

カテゴリ:義経
日時:2005/05/08 21:38

ついにやってきた、清盛退場。話自体は悪くなかったのだが……

渡哲也、クドいよ

死んだと思ったらまた呻きだし、ようやく息絶えたと思ったらまた悶絶。目をクワっと見開いて硬直したり、目を閉じてグッタリしたり、紛らわしい演技が多すぎ。清盛の最後として苦しみまくるのはよいが(平家物語より)、渡哲也の演技はヘンテコすぎ。コントじゃないんだからさ。 清盛の死に付随するもう1つの注目が五足。耳役としてお徳に差し向けられ、清盛の度量に感じて平伏してからの五足というか北村有起哉はなかなかよかった。耳役の姿に始めは爆笑させられたが、最近はそれにもなれて、これも「あり」かなぁなどと思っていたところだ。

今回も彼の忠誠心には感じるところがあったが、何だあの殺され方は。制作サイドの意図が分からん。火付け→処刑→死体遺棄という流れならスムーズなのに、映像を見る限り火付けで捕らえられた後、いったん放免されたようだ。その後ナゾの連中に切られるのは? ナレーションで匂わしていたが、「清盛に近づきすぎたための口封じ」ってこと? 演出が中途半端で五足の哀れさがイマイチ伝わってこなかったのが残念。

五足といえば、耳役になる前のチラリズムセクシー着衣が思い起こされる。ヨッシーが牛若だった時代から耳役になるまで、五足は10年以上あの格好だった。その間、ずっとあのビロビロ状態を維持していたのである。着替えていた様子はなかったので、多分365日ずっとあの衣装だ。すごく物持ちがいい。というか、ホントに布でできているのか?

そもそも、あまり服として機能していなかったなぁ。