大河ドラマ「義経」 第7回 夢の都

カテゴリ:義経
日時:2005/02/20 22:01

今回は、個々のシーンで妙に説得力が欠如していて突っ込みどころ満載。

まずは、いきなり「福原に連れて行ってくれ」とねだり回る遮那王。そんなこと要求するか? 君は自分の立場をわきまえとるのかね。

鞍馬山に戻ると、マツケン弁慶が「遮那王に会わせろ」といって山の僧たちとひと悶着。理由を問われると「それは言えん!」って、そんな態度で取り次いでもらえると思っているのか?

場面は変わって伊豆の頼朝。釣りをしている頼朝&安達盛長に嫌がらせをするフケた政子はほほえましい。だが…… え? もう恋ですか? 特にフォーリンラブするようなエピソードもなく? 少女漫画でももう少し工夫するのではなかろうか。えーと、
出会い(嫌なヤツ!)→何か事件(実はいいヤツ?)→はぁと
みたいな。取りあえず、曲がり角で衝突するイベントから始めてはみてはどうか。

政子役の財前直見は何やら(フケているわりに)かわいらしくてよいのだが、北条時政役の小林稔侍は演技がいささかクサい気がする。

吉次に連れられて福原に来た遮那王。初めての海にもそれほど感銘を受けた様子もない。海水を口に含んでも大して驚かない。遮那王の肝が据わっているのか感性が鈍いのか、それともタッキーの演技力に問題があるのか。

さらに、沖に出た船上の清盛に向かって、陸から呼びかける遮那王。当然聞こえるはずがない。すると、いかなるロジックによるものか、
海は壁を作るようだ。夢は奥州で見るしかない
と決意する。え? 何で? その決断にいたる道筋がぜんぜん見えないよ。

今回唯一がんばっていたのは、重盛役の勝村政信であろうか。このエピソードは、1170年の殿下騎合事件(資盛と摂政藤原基房がもめた事件)か。しかし相手の公家は「三位」といっていたから別の事件かもしれない(時期も合わないし)。