大河ドラマ「義経」 第2回 我が父清盛
カテゴリ:義経
日時:2005/01/16 22:02
平氏一門大挙登場で、早くも人物関係が混乱してきた「義経」第2回。自ら作ったページを見ながらでなければ、誰が誰やらという、情けない有様である。
知盛や重衡といった平氏の公達と遊び、清盛を「父」と呼ぶ(第2回では六波羅様と呼んでいたが)牛若には違和感があるが、ドラマとして割り切れば悪くない演出かもしれぬ。ありがちな話ではあるが、幼きころをともに過ごした友たちが、長じた後に戦うことになるとは、悲劇的ではないか。 今回は、将来のヘタレっぷりを予感させる宗盛の活躍に注目してしまった。
公家風にそまって清盛に叱責される場面は哀れをさそったが(重盛はいいやつだなぁ)、屏風の落書きの場面では牛若が叱責されることを予想してほくそえんだり、屏風に爽快な風穴を開けてみたりと、歪んだ陰湿行動を発露。時子が代弁したように、牛若に対する清盛の態度が原因となれば、不幸な話である。さらに義経のために壇ノ浦で敗れたのだから……。知盛たちと同じく潔い最期をとげれば後世の評価も変わったろうにね。
そういえば、今回の大河ドラマは諱(実名)を呼ばない方針のようで。六波羅殿(清盛)、小松殿(重盛)、佐殿(すけどの:頼朝)などなど。身分の上下も無関係に諱を呼び合うなどあり得ない(利家が「信長様」と呼んだりしない)ので、リアルといえばリアルだが。当然ながら現代人には分かりにくくなるというデメリットもある。最後までこの方針を貫けるのか、ちょっと楽しみ。
知盛や重衡といった平氏の公達と遊び、清盛を「父」と呼ぶ(第2回では六波羅様と呼んでいたが)牛若には違和感があるが、ドラマとして割り切れば悪くない演出かもしれぬ。ありがちな話ではあるが、幼きころをともに過ごした友たちが、長じた後に戦うことになるとは、悲劇的ではないか。 今回は、将来のヘタレっぷりを予感させる宗盛の活躍に注目してしまった。
公家風にそまって清盛に叱責される場面は哀れをさそったが(重盛はいいやつだなぁ)、屏風の落書きの場面では牛若が叱責されることを予想してほくそえんだり、屏風に爽快な風穴を開けてみたりと、歪んだ陰湿行動を発露。時子が代弁したように、牛若に対する清盛の態度が原因となれば、不幸な話である。さらに義経のために壇ノ浦で敗れたのだから……。知盛たちと同じく潔い最期をとげれば後世の評価も変わったろうにね。
そういえば、今回の大河ドラマは諱(実名)を呼ばない方針のようで。六波羅殿(清盛)、小松殿(重盛)、佐殿(すけどの:頼朝)などなど。身分の上下も無関係に諱を呼び合うなどあり得ない(利家が「信長様」と呼んだりしない)ので、リアルといえばリアルだが。当然ながら現代人には分かりにくくなるというデメリットもある。最後までこの方針を貫けるのか、ちょっと楽しみ。