大河ドラマ「天地人」　第12回 命がけの使者

原作でも勝頼との和睦を仲介したのは香坂（高坂）昌信だけど……。

景虎が御館に移ったのが天正6年5月13日（6月18日）。高坂昌信が死んだのは、一説によると天正6年5月7日（6月12日）。高坂弾正、もう死んでるのでは？　勝頼を諫めてたのはダレだ？

「話し合えれば分かる」と主張する兼続。信長、景虎の説得にことごとく失敗したヤツのセリフとしてはいかがなものか。まぁ、（不可解な理由で）今回が初の説得成功になるわけだが。

怪我をして難儀している老人。「実は大物」の心をゲットする逆転成功フラグが分かりやすすぎて笑える。

ここで、兼続君のトンチンカンっぷりが発揮される。婆さんに大小を預けたあげく、「もしまた会ったら返して」って……。そう言った側から、桑取の連中には「その腰の刀は飾りではあるまい」。兼続、君も刀に誇りを持ちたまえ。その腰の刀は飾りではあるまい？