大河ドラマ「功名が辻」 第34回 聚楽第行幸

カテゴリ:功名が辻
日時:2006/08/27 21:23

えーと、今回の話をまとめると、「湘南タン、かわいい」あるいは「衝撃の新一郎妻」ってことでOK? それはそうと、今回はまったく期待していなかったのだが、結構面白かった。やればできるじゃん。

物語初期、十代のねねを演じる浅野ゆう子は相当キツかったが、年相応になって実にハマってきた。淀と火花を散らす滝山ねねも良かったが、イラって侍女を困らせるシーンも笑えた。

一豊が「対馬守」と呼ばれていたのにおや? っと思ったが、聚楽第行幸が天正16年(1588年)だから、前年には正五位下対馬守になっていたんだな。そうか、あと2年で掛川城主だなぁ。 聚楽第行幸エピの処理はなかなかよかった。一豊をヘンに大活躍させたりせず、原作にもあるパッチワーク内掛け高覧&献上にとどめたし。何より、屏風の陰からのぞいている一豊にワロタ。

あれ? もう大政所帰ってきちゃったの? ってことは薪積み上げエピはスルーか。何のために佐久間信盛鬼作左を出したのやら。

鶴松誕生(フツーに秀吉の子みたいだな)で微妙になる秀次の立場(ホントにヤバいのは関白継承後だが)もよく描けていたし、牽制しあう官兵衛と秀吉のシーンも緊張感があって楽しめた。秀吉に慰留されたときのモアイの表情が特によかった。