大河ドラマ「功名が辻」 第7回 妻の覚悟

カテゴリ:功名が辻
日時:2006/02/19 21:42

いじめられていた小娘が「玉」と名乗ったときは、「ょぅι゛ょガラシャキター」と思ったが……。このエピソードって意味あったのか? 千代が家に送り届けたシーンは光秀妻が名乗って終わりという半端さだし。脚本&演出は一体何がしたかったのか、さっぱり分からん。あの小娘がハセキョーに成長するのも信じられないし。

今回もまた、信長がらみのシーンは「国盗り物語」から。信長の突撃小谷訪問から暗殺計画、長政による計画阻止までそのまま。六平太を軸にして一豊をムリムリに絡ませたところが静御前のオリジナリティって感じですか?

しかし、大地って若いなー。とても築半世紀には見えん。脅威のアンチエイジングテクノロジーである。そういえば、「花の命は結構長い~♪」っていうもんな。 ジェネラル三谷がらみのシーンも「国盗り物語」そのまま。信長をファーザーと呼び、副将軍&管領への就任を提示して拒絶されるところなど、司馬遼の小説をそのままなぞっているだけである。ちなみに、幕府官職就任の代わりに信長が要求した代官設置について。ドラマでは堺と大津の2カ所だったが、原作(国盗り)では堺、大津、草津(温泉じゃないよ)の3カ所だった。

三谷はなかなかいい味を出しているのだが……。やはり玉置浩二のワインレッド義昭が最強。悲しみにさよなら義昭のインパクトに比べると、三谷義昭はフツーに義昭っぽいだけである。いや、うまいとは思うんだけど。

さて、「国盗り物語」を離れて千代周辺に話が移ると……これがもの凄くどーでもいい話に。登場したばかりの祖父江嫁が死んでも感情移入できんし。死の床で父の世話の仕方を遺言するシーンはちとウルっときたし、子ども全員に語り掛けないところはよかった。「義経」の佐藤継信死亡シーンは引っ張りすぎだったが。

その後は最悪。祖父江のガキの話なんてどうでもいいし。仕事にかまけて母の死にも立ち会わなかった父に反発して家出、みんなで探して親子の絆再生って何それ。金八辺りで何回もやっていそうな展開。恐ろしいくらい陳腐な脚本には失笑するしかない。「国盗り物語」をそのままドラマ化した部分は面白いのに、静御前オリジナル脚本になったとたんにつまらなくなるのはツラいな。

ま、一晩中探していた吉兵衛はいいヤツだな。けどガキを諭しているところは完璧に金八っつぁんだった。

ところで、一豊はお市の伝言を千代に伝えたのであろうか……。あの顔は市の真意に気づいていなかったように見えたけど。