大河ドラマ「義経」 第21回 いざ出陣

カテゴリ:義経
日時:2005/05/29 21:57

ムリにヨッシーの出番を作ろうとすると、とてもクソなエピソードが出来てしまう好例。

大姫&義高の御前にて、ショボいカニの真似(子どもでももう少しマシな芸をするのでは?)や怪力自慢を疲労披露するヨッシー郎党。先週のエテ公のように跳ね回るヨッシーといい、何だこれ。

まぁいい。何はともあれ、白いギターは君のものだ。>弁慶 義高の件で異を唱えた平塚を斬首した頼朝&梶原景時。侍所所司の景時が直接手を下すか? とは思うが、景時のキャラを立たせるにはアレくらいやらせた方がよいのかもしれない。口を出すだけの人にすると、ヨッシーと対立したときに単なる悪役になってしまうからなぁ。

平塚の斬首に納得がいかない甘ちゃんヨッシーに、酒席まで設けて説明してあげるとは、優しいな。>頼朝。だが、あれだけ丁寧に諭されても、ヨッシーはまったく感情論を捨てる様子がない。国造りと馴れ合い仲良しごっこの区別がつけられず、バカっぷりを炸裂させる。

頼朝の語る「新しき国」とハゲ清盛のそれの違いに、ヨッシーは少ない脳みそをフル稼働させて悩む。そもそもそれが間違い。頼朝の「新しき国」は、現実を見据えた方法論。清盛のそれは、具体性を伴わない理想論に過ぎない。今回の大河において、理想論と感情論でヘンテコな悩みを抱えることになった清盛とヨッシーは、確かに「精神的にはいい親子」なのかもしれない。

それにしても、小池栄子がウザい。発言はバカ丸出しだし、常に浮かべている「得意げな表情」がムカつく。義仲の方が思慮深く見えるではないか(笑)。小池と財前の演技力、政子と巴の思慮深さ。妻(妾含む)部門でも頼朝圧勝ですな。

倶利伽羅峠……orz