大河ドラマ「平清盛」 第49回 双六が終わるとき 感想

カテゴリ:平清盛
日時:2012/12/16 20:55

今回もまた回想シーン増量中。新撮シーンも中だるみでダルダル。次回はギッチギチに詰め込みすぎなのに……。やっぱり、今回半ばには清盛に死んでいただき、西行のスーパーイタコタイムを始めた方がよかったのでは。というわけで、今回は退屈です。

治承5年(1181年)1月。新春平家ミーティングにはメレブが久々の参加。ただし、セリフのない置物状態です。ここで清盛が唐突に惣官職を提案。ドラマでは高倉院の死でうやむやな感じになってましたが、高倉院の死後、宗盛が惣官になってます。

頼りの高倉院は、1月14日に崩御。徳子と高倉院のシーンはちと冗長で退屈。で、平家の血を引く安徳天皇の親政というわけにはいかず、後白河院による院政が必要になってしまいます。こうして後白河復活。

後白河「困ったことがあれば何でも申せ。何しろわしは頂に立つ者。いかなることでもしてやれるでな」 後は、時子や清盛が出てくるたびに回想スタート。ドラマ終盤は自身の前半生を振り返るものなので仕方がありませんが、ヒマです。清盛以外もそれなりに老けメイクしてるんだな、ということが再認識できるくらいです。これでも、ノベライズよりは回想シーンがけずられているのだから恐ろしい。

そして避けられない、清盛と後白河の総決算。双六に例えた両者の戦いの決着は、やはり双六。というわけで、ラスト双六バトルスタート。もちろん、回想シーン山盛り。双六は清盛の勝負で終わり、後白河にはなぜか伝わるなにやらよく分からない望みを残して清盛退場。後白河は、何やら憑きものが落ちたかのごとき穏やかな顔をしてましたが、この男はこれからも平家と源氏を相手に場当たり的な宣旨を乱発してやりたい放題ですからねぇ……。

後白河とのよく分からない決着を付けた清盛は、盛国と新拠点づくりミーティング。

清盛「しかし……熱いのう」

盛国「ちょっ、今1月なんですが」

清盛、それ熱病フラグだから。

1月27日、清盛熱病に倒れる。同時刻、伊勢 二見浦、西行の庵に出現する清盛。一体、清盛の身に何が!?(って、私はノベライズで答えを知っているわけですが)

斜陽の平家に対し、鎌倉は活気がありますね。

・弁慶、またもや泣き所攻撃を食らう
頼朝、エア矢を放つ

あたりが主なトピックか(違うな……)。

さて、次回はついに最終回。アノ彼が再登場! アノ人の最後やアノエピソードも盛り込まれるなど、ムチャクチャ盛りだくさんな内容。ホントにあの内容が入りきれるのだろうか。実に楽しみです。