大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 第26回 母になる時

日時:2011/07/10 20:50

天正20年(1592年)春。

秀忠のシーンは、普通に厨二病をこじらせた子ども(まさに満13歳)がガタガタ言っているだけ。まぁあってもなくてもいい、単に向井理を出したいだけのシーンでした。

そして江登場。夫にデレててちとキモい。夫の衣類?を家臣と引っ張り合って「ビリッ」って、何この新妻コント。陳腐にもほどがありますが、リア充ぶりの描写としてこの程度の脚本しか書けなかったんでしょうね。気の毒に。

江と秀勝に与えられた「秀次を見張る」役目を果たすため、秀次に会いに行く2人。ここで秀勝と秀次の兄弟らしい他愛のないやりとりが見られます。秀勝と秀次という組み合わせは滅多に見られない(そもそも秀勝がドラマに出ることはほとんどない)し、今回の中でいいな、と思ったシーンでした。 こんなリア充夫婦にもたらされた、秀勝出陣の沙汰。動揺する江。ここのやりとりはありがちで記憶しておくべき内容はありません。秀勝出陣のシーンは感動的にしたかったのでしょうが、長い。メリハリもなく退屈でした。脚本が悪いのか、演出が悪いのか、その両方が悪いのか……。やりようによっては名場面になったでしょうに。

そうこうしているうちに江懐妊(3カ月)が判明。ところで、ちょっと大声を出しただけで「ややに障る」とたしなめる薬師って……。その程度でどーこーなるもんかい。この薬師、妊婦を診たことないの?

肥前名護屋城では、秀吉家康三成で軍議(中途半端なメンバーだ……)。なぜか、家康をキレ気味に睨んで出ていく三成。何? 三成お前急にどうしたの?

利休の一件以来、三成のキャラが急に分からなくなりました。俗説風の讒言イヤミ山盛りの嫌われキャラにするにしても、何かきっかけとかあってもいいのでは?

今回の失笑シーンは、男前秀勝を襲った突然の不幸。何と、朝鮮人を庇って味方の兵に斬られます。

ああ? 何だそれ。

あきれてあごが外れそうになりました。これが病死の原因ってことらしいです。笑えます。

秀勝病死の知らせのショックで産気づき、完子(関白 九条幸家室)誕生。伯父が死んだときは「信長の江ースト」を見たりしたが、秀勝はスルーですか。

大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」キャスト(配役)
大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 三姉妹年齢年表
も第26回に合わせて更新しました。よろしければご利用ください。

江の子孫については、江の家系図もどうぞ。