大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 第23回 人質秀忠

日時:2011/06/19 20:37

以前は天正15年(1587年)に3回(第18~20回)もかけたりしていましたが、最近は1回で1年のペースに。天正17年だった前回に対して、今回は天正18年(1590年)、旭臨終の場面からスタート。

「義理の息子だから」と、無理やり理由を付けて登場する竹千代。ここで江と秀忠が初対面というわけです。旭の臨終の場に江がいるのも不自然ですが(一応、秀吉の養女なので「義理の妹」ってことにはなりますが)、単に江と秀忠を会わせるためのエピソードなので考えても仕方がないでしょう。

元服後にあらためてツーショットでトークして、秀忠の為人を知ることになる江。この秀忠、異常にニヒリズムに浸りまくってますが、この時点(1月)では数えでこそ12歳ですが満年齢ではまだ10歳。5月にやっと満11歳。江と秀忠のやりとりは、秀忠の方が年上に見えましたが、現代の感覚に直すと「バツイチ女子高生の江と小学4年生の秀忠」という関係。江の方が7つも年上なので、この時点では何もかも圧倒的に江の方が大人のハズです。そうは見えませんでしたが。 純喫茶利休では、三成が唐突に利休を難詰。「え、お前、急にどうしたの?」的な豹変ぶりです。もう少し伏線張っておいてもいいのでは。

ついに始まった小田原の役。合戦シーンがないのは想定内。というか、迫力のある合戦シーンをふんだんに盛り込んだ大河ドラマって過去にもほとんどありません。あの名作の『草燃える』でも、浜辺で撮ったショボイ合戦シーンを何度も使い回しているありさま。大河ドラマに合戦シーンの充実を期待するのはお門違いというモノでしょう。

それより、小田原攻め本陣で渋い顔をして座っている三成、君、忍城攻めはどうなったんだい?>続きは『のぼうの城』にて!

以前の情報で、江が小田原に来ることはしっていたので驚きませんですが、やっぱり実際に見るとこう思ってしまいます。

あきれたなー、どこにでも顔を出すのですね

あ、秀忠が気持ちを代弁してくれました。彼とはうまい酒が飲めそうだ。

威勢のよかった北条は、石垣山一夜城完成であっさり降伏。え、それだけ? 支城が落とされる(忍城除く)報告が次々入ってくるとか、北条方の心が折れるようなエピソードも入れておくべきでは。石垣山一夜城はトドメにはなったかもしれないけど、あれだけでは北条が降伏するはずがありません。


北条降伏で催される宴席。ここを離れて茶を飲もうと純喫茶利休小田原支店を訪れる秀吉ご一行様。秀吉がきらっている茶碗でまた茶をだす利休。死亡フラグ完成。


大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」キャスト(配役)
大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」 三姉妹年齢年表
も第23回に合わせて更新しました。よろしければご利用ください。