大河ドラマ「功名が辻」 第17回 新しきいのち

カテゴリ:功名が辻
日時:2006/05/01 13:15

一豊殿、千代の懐妊に喜ぶのは結構だが、男だったら……ひ、秀豊丸?

秀豊丸。ここまでツッコミどころ満載の名前も珍しい。「豊」は山内家の通字であり、秀吉から字をもらうなどといううわ言と合わせて考えれば、「秀豊」はどうみても元服後の諱である。だが、「丸」が付いているのである。幼名のつもりなのか? まるで幼名っぽくないが。「丸」を付ければいいというものじゃないぞ。

「秀」の字をもらうというのも問題。主君の字を勝手に冒すのはいかがなものか。やはり願い出て一字拝領すべきであろう。一時は秀吉の了承済みと好意的に解釈してみたが、ねねとの会話からすると子ができたことすら報告していないようだし……。

何はともあれ、「秀豊丸」は諱としても幼名としてもヘンテコ過ぎ。静御前は脚本を書く前にもう少しお勉強するべきだろう。 んで、よねタン誕生。けどねー、よねタン。君のママは君がお腹にいることを知りながら自害しようとしたんでちゅよー。普通のママならどんなことがあっても我が子を守ろうとするだろうに、よねタンはママに殺されるところだったんでちゅよ。怖いでちゅねー。母性っちゅーもんが欠落してまちゅねー。まぁ、千代は長篠から戻った六平太に対して、一豊の安否より先に源助のことを聞くイカレ妻だしな。

テキサス勝家への援軍反対から撤退、そして次回のドンチャン騒ぎのエピソードは「新史太閤記」のままなので、特にいいも悪いもなし。