「大奥~華の乱~」 第1回 修羅場

カテゴリ:大奥
日時:2005/10/14 00:22

いやはや、何といったらよいか。阿久里が萬田久子だったので、てっきりこの綱吉は親子どんぶりナシかと思ったのだが……やるな谷原(違うか)。

そもそも阿久里がお手つきになったのは1672年ごろで、綱吉は当時まだ館林藩主。また、阿久里は1648年生まれなので綱吉とは2つしか違わない。阿久里や時代設定については思い切った変更を行ったものである。

牧野成貞と阿久里の間には、松(1667生)、安(1669生)、亀(1671生)の三姉妹がいた。ドラマは元禄元年(1688)という設定なので、1687年に死んでいる松は登場しなくて当然だが、亀もスルーするっぽいな。まぁいいけど。 設定変更は阿久里のお手つき時期だけではない。安(ドラマでは安子)の夫、成時(初名成任、ドラマでは成住)もちょっと違う。入り婿である点はよいが、彼も1687年に死んでいるのである。安にお手がついたことを知り自殺したのだという。すると、ドラマが始まった元禄元年の時点ですでに安はお手つきだったということに……。

そんなわけで、今回の大奥もまたまるで先の展開が読めそうにない。もともとこのシリーズは史実性なんてあまり関係ないんだし、このまま存分に暴走した方が面白くなるであろう。

第1章は笛吹き野郎のくだりで話がグダグダになったが、今回はさて、どうなりますやら。

あー、それはそうと、「美味でございます~」トリオまた登場なのね。別人という設定っぽいけど(いやぁ、似てるなぁ)。似てるといえば、相変わらず姫路城そっくりな江戸城もステキ。